会社に行きたくなくて月曜日に吐き気がしていた上場企業社員時代の話

上場企業社員時代

会社に行きたくないと思うのは僕は結構当たり前の感覚というか、別に悪いことだとは僕は思いません。というか会社員の半数以上の人は会社に行きたいとは思っていないと思います。

じゃなきゃ、朝の通勤ラッシュの電車で毎日毎日あんなに無言で覇気もないどんよりした空気にならないと思うんです。

ここでは、僕が今あなたと同じように「会社に行きたくない」と思っていた時期があるので、その話をしようと思います。

僕のメルマガ読者さんには大学生・大学院生・新卒1年目などの人が結構アクティブにいろいろメールで意見を送ってくれるので、現状、大学生・大学院生・新社会人の方は参考にしてほしいと思います。

(※ここからは、ストーリー風に書くので「だ・である調」の常体で書きます)

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僕は就職が決まったのは
なんと大学を卒業をしたその4月。

通常大学生は、
3回生の秋頃から4回生にかけて就職活動をする。
遅くても4回生の夏には内定が決まっている。

なぜそんな中途半端な時期の就職になったのか?

僕は就職することが嫌だった。

「会社員になるなら死んだ方がマシ」
とかよく言っていた。

何もできなクセにね。

なんのスキルも無いし、
飛び抜けて専門知識があるわけでも無い。

もちろん自分で何かやって稼ぐこともできない。

過保護な親に仕送りしてもらっているただの学生。
だけど、口だけはいっちょまえ。

今考えても社会のクズだと思う。
ゴミだね。

そんな社会のクズの僕が、
アイデンティティを保つためにやったことは
「就職活動」を最後まで拒否ること。

でも、わかってた。

就活を拒否したところで、
どうにもならないってね。

嫌なことを先延ばしにしているだけだし、
「新卒」っていうカードは
この期間しか使えないってこともわかってる。

でも、嫌なものは嫌。

かと言ってどうしていいかもわからない。
情けない。

いや本当に
情けなさ過ぎて部屋で泣いてたこともある。

ただ泣くってよりも、
自分の無力さに腹が立って、
ソファーをドスドスと殴ってた。

全力でパンチしてたから、
パンチングマシーンなら
かなりのスコアが出てると思う。

でも泣いても悔しい思いをしても
現実は変わらない。

誰かが助けてくれるわけではないから。

残念だけど情けないまま時は過ぎた。
3ヶ月後にはもう大学は卒業という時期まできた。

モラトリアムはここで終わった。

僕がこの期間にやったこと。
それは「新卒」という貴重なカードを捨てただけ。

大学卒業3ヶ月前、
つまり1月頃僕は就職することを決めた。

正直「あー終わったな」と思った。
それは自分の中でポツダム宣言をするような気分だった。

たぶん、2社か3社ぐらいだったと思う。
その時期からでも受けられる会社を受けた。

その中で1社に内定が決まった。

テレビCMなども結構やっているので、
社名を言えば誰もが知っているような
業界では大手と言われる上場企業だった。

今の就活生にしたら上出来かもしれない。
けど、僕はちっとも嬉しくなかった。

僕は東京本社勤務に配属された。

仕事がおもしろくないとか、
そういうのは百歩譲ってもいいとしよう。

僕の会社員生活は、
校則の厳しい高校に通うような生活に逆戻りした。

男性社員の髪は、
耳にかからない程度で、
スーツは黒または紺。

革靴も、
派手でない無難なものを着用することが義務と、
企業イメージがあるから、
社員の服装や身だしなみもきっちりと
チェックをされる。

20代前半なのになんかおっさん臭い風貌ができあがり。

「これじゃ女子からもモテない・・・。」

でも、女子からモテるどうこうというより、
毎日家に帰ればもう遅いし、
ご飯を食べて明日の就業に備えるだけのサイクル。

平日は遊べるような時間ももちろんないし、
週1回の日曜日の休みは郵便や荷物を受け取ったりするために、
自宅にいることが多くひたすら寝るだけ。

朝起きたら、
最初の関門は地獄の山の手線。

いつ痴漢に間違えられてもおかしくないギューギュー詰めで、
ギッショりと汗ばんだ他人の皮膚の臭いを嗅ぎながら通勤する満員電車。

これだけでも相当体力が奪われた。

そして次の第二関門は、
ゴミ1つ落ちていないフロアの掃除。

なぜゴミ1つ落ちていない掃除かと言うと、
そのフロアは先輩方のデスクはあるんだけど、
新入社員の僕はまだちゃんとしたデスクが無い。

だから、15分間の掃除の時間と言っても、
掃除するところはあんまり無くて、
でも掃除をしないと怒られる。

なので、

キレイな床のミリ単位の糸くずのようなものを拾って、
一生懸命掃除をしているフリ。

そして、最大の関門は、
よくわからない経営理念を唱和する宗教団体のような朝礼。

上層部が体育会系なのかどうかもわからないけど、
声は大きいけど何を言ってるのかわからないほどの早口。

経営理念の唱和の声が小さいと、

「元気がないですね~」

と嫌味ったらしく言われ、
もう1度やり直し。

この会社はのトップ(社長)は、
あの京セラ名誉会長でもある稲盛和夫が作った経営塾、
「盛和塾」の塾生だ。

日本の経営者には、
この稲盛社長を崇拝している人が多くいる。

もちろん盛和塾の塾生の経営者たちは、
各業界で活躍しているのは事実だ。

しかし、

僕が「大きくなる会社の経営はこういうものなのか・・・」
「やっぱり会社は新興宗教や軍隊のような団体にちかいな・・・」
と、会社という組織に対して落胆したのも事実だった。

そして、

何か理不尽なことを上層部から通達を受けても、
二言目には「企業コンプライアンスだ」と片付けられて、
上の言うようにするしか選択肢はない。

僕は次第に典型的なサラリーマンになっていった。
自分が一番なりたくなかった大人になっていったんだ。

自分の理想ではない真逆に進んでいる気はしていたけど、
現状に流されている状態にどうすればいいかわからなかった。

厳密に言うと、
現状に対してどうすればいいかを考える暇と
そんな精神的な余裕がなかったと言った方が正しい。

毎日大きなトラブルが起こらないように
業務を勤め上げることに精一杯だったのだ。

そして、

目の前の仕事をこなして、
自分の現実に対して向き合うことに逃げていた。

表情も覇気のない感じの人間になってきていることを自覚した。

ある日、母親から電話がかかってくる
「あんた、仕事はどう?」

「まあ・・・しんどいだけやな」

「しんどいだけ?
まあ、会社員の仕事はそういうもんよ。
母さんも証券会社で働いている時はそうだった。
給料もらってるからな。
仕事はしんどいもんよ。」

と、
全く将来に対して希望の無い言葉を
吹き込まれるだけの電話だった。

就職活動を拒否してもどうにもならない過去の経験を
考えると、

「今の生活を拒否してもどうにもならないしな・・・」

僕は会社に勤務していない時間が唯一気の休まる時間だった。

朝もうちょっと寝ていたいなと思うことは毎日のようにあった。
けど、遅刻などするととんでもないことになる。

そこで、
5分,10分早めに家を出て、
住んでいる近所の自転車置場の階段に体育座りをして10分だけ寝る。

これを僕の唯一の楽しみにした。

ここなら、
人気も結構あるので、
寝過ぎることもない。

携帯電話の目覚まし機能を設置して、
階段で寝る。

僕はこの場所を重宝していた。

1週間に2回か3回は、
出勤前に家を早めに出て、
階段で仮眠することが僕にとってちょっとした楽しみになっていた。

ある日、いつものように
朝早く出て自転車置場の階段で仮眠をとっていたら。

誰かに肩をたたかれた。
「もしもし、大丈夫ですか??」

ビックリして、
すぐに起きて「あーっ、はい、大丈夫です」
と返答した。

「そうか。ここは人通りの多いところだし、
こんなところでスーツを着てる人が寝てる光景は異様なのか・・・
というか階段の通る場所が狭くなって迷惑なのか。。。」

この公の階段でスーツで寝ているのは
ちょっとオカシイことに気づいた。

僕はそんなこともわからない程、
会社の世界しか見えていない状況になっていた。

何かわからないけど、
何かが麻痺していたんだと思う。

給料は新卒の年齢にしては結構もらっていた方だ。

歩合のようなものもあったので、
月給は30万円~40万円の間を推移していた。

けど、「他の新卒の人たちよりたくさん給料もらっているぜ!」
みたいな優越感は全くなかった。

むしろ、
自分が理想とするものから
あまりにもかけ離れていて劣等感の方が強い。

自分の時間は全くなかったし、
仕事が面白いとはこれっぽっちも思ったことがなかった。

自分の感覚としては、
会社に時間を奉仕。
会社に僕という人間を奉仕。

その頃は、
マルクスの資本論の「し」の字も知らないから、
資本主義における労働者の搾取についての考え方も知らなかった。

自分の時間はいっさい無いために、
お金は使わないから貯金はどんどん毎月増えていく。

銀行口座にそんなちっぽけな金額だけど、
今までにないような勢いで預金が毎月増えていっていたので、
それでどこか納得していたところがあった。

「親の言うことも一理あるか・・・。」

自分からすすんで能動的に働いているわけではないし、
もちろんやり甲斐や充実感も達成感も無い。

毎月25日に、
銀行口座に数十万円が振り込まれるという経済的保障を引き換えに、
僕は未来への希望を完全に捨てている状態だった。

日曜日の夜、
布団に入ると

「あーこの1回を寝たら月曜の朝か・・・」

と憂鬱になったので、
あと30分だけ夜更かしてみたりした。

ある月曜日の朝。

「また今から一週間がはじまる」
という絶望感から吐き気がした。

もちろん、
吐き気がしたぐらいで会社を休むわけでもなく、
その週はなんとか乗り切った。

そして、
次の日曜日の夜がくるとまた憂鬱になり、
月曜日の朝は絶望感からの吐き気。

そう、これが続くだけ。

・・・ループ的に。

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以上は僕が大学を卒業してからの約1年間です。
結構リアルだと思います。

何がリアルって、
大きな変化が無いところがです。

何か突然にして、
自分の人生ストーリーの
展開が変わることはありません。

今日は僕がこの話をあなたにしたのは、
「就職活動までに稼げるようになりましょう!!」とか
「大企業で働くことは間違っている!!」とか
「稲盛会長の教えは間違っている!!」とか
言いたいからではありません。

そんなこと毛頭言うつもりはないです。

ただ、このメールを読んでいただいている
あなたに伝えたいことが1つ。

それは、

意外と現実は変わらないよ

ってことです。

けど、この言葉には、
前に6文字の言葉が付きます。

その6文字とは、

動かなければ

です。

“動かなければ” + ”意外と現実は変わらないよ”

です。

逆に言うと、
動けば意外に現実は変わるよって話です。

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