『7gogo』というアプリがリリースされて数ヶ月が経って、社会に影響力のある芸能人(例:AKB48)らは7gogoを利用するようになってきました。
運営はアメブロをやっているサイバーエージェントと堀江貴文がファウンダーのSNS株式会社が50%ずつが株を保有している去年2013年の6月頃に設立された会社の初サービスです。

僕のブログはネットでビジネスをしたい人や、
ネットでお金を稼いでいきたい人が読んでくれているので、
それを前提として話をすすめていきます。
7gogoってどう使うの?
そもそも、7gogoというのはトークライブアプリで、芸能人や著名人のトークをのぞきみして一般のユーザーたちもヤジウマのようにコメントができるというアプリです。
現在メニューは大きく
- 一般
- オフィシャル
- 総合
の3つに別れています。「2」のオフィシャルが目玉で、芸能人や有名人のトークを眺めながらそれに対してコメントをすることができるところがポイントです。
例:「秋元康のトーク」の例にやじうまコメントを見てみる

例えばですが、これは秋元康さんのトークです。下の背景が灰色のコメントが一般人の「やじうまコメント」、背景がピンクのコメントが秋元康さんのコメントです。
「秋元康のトーク」というのを選択すると、上図のようにLineのようなタイムラインになっています。そしてそれに対して秋元さんも仕事中の忙しい中、返信をしているのがわかります。もちろんコメントしたからと言ってかならず全員に返してくれるわけではありません。
しかし、通常ならなかなか秋元康さんと個人的な質問などをやりとりすることはできないでしょう。しかし、7gogoアプリはこのような芸能人・著名人のトークに入って参加することができるのです。
なぜこのアプリを取り上げたか?
で、僕は「このアプリがいいよ~」みたいなレビューをしたいわけではないんです。そうではなくて、この7gogoはネットユーザーがスマートデバイスに大きく移行する前兆で、その兆しが現れているアプリだから取り上げているのです。
このブログを読んでくれている人は、
ネットのビジネスや個人でネットでお金を稼ぐことに興味がある人だからこそ、今後のネットユーザーの動きというのは知っておくべきだと思っているのです。
これまで芸能人のネットの情報発信の場はやはりアメブロでした。しかし、サイバーエージェント(以下、表記は「CA」)は2014年8月にアメーバ事業の従業員を1400人から700人に減らしたと発表しています。
そして、なぜCAは人員を削減していくのかというと、スマートフォン事業に注力していくからです。
芸能人はアメブロからサロン的スマホアプリへ移行される
日本はものすごく、芸能人や有名人のところに人が集まっていくという特徴があります。現在のブログの会員数はアメーバブログが他のブログサービスに比べてダントツ1位なのですが、これはCAがアメーバ事業を立ち上げた時に、大手レコード会社の社長さんなどと協力し合って、有名人にユーザーになっていってもらったことからスタートしています。
「有名人がやっているから自分もアメブロでやろう」という風になって、アメブロは一番利用されるブログサービスになりました。そして、ビジネスシーンでもブログが利用され、いつしかスモールビジネスのネット集客はアメブロでやりましょうみたいながどんどん増えてきました。
もちろん、これからアメブロがこれからすぐに廃れていくわけでは全くありませんし、ブログという媒体自体は電子書籍が普及しても紙媒体の本が残るように消滅するわけではありません。
しかし、今CAがスマートフォン事業に注力しこの7gogoのような芸能人や有名人と一般人が近い距離で双方コミュニケーションをとっていく流れは確実に加速します。
現に、AKB48がアイドルとファンの関係を近づけたように、時代はどんどん垣根がなくなってくる方向に進んでいます。7gogoも今、オフィシャルカテゴリを見るとかなりAKB系のアイドルのトークが一覧で出ています。
7gogoは現在無料で利用できますが、そのうちCAが持っている芸能人ユーザーがかなりスマホアプリの方に移行し出すと、一般の情報発信者や、一般人に近い著名人も7gogoのようなサービスを利用することは目に見えています。
(7gogoが代表アプリになるかどうかはわからない)
そうなった時に、
顧客リストはPCサイトのアメブロのようなところからとっていくのではなく、
スマホのアプリから顧客リストを集めていくような方向に変わっていくでしょう。
既に7gogoを利用して集客に利用している事業主もいるようですね。
そして、Lineの会員数はまだまだ伸びていくと思うので、スマホのトーク系のアプリはLineのUIがスタンダードになっていき、最近増えてきているサロン的なアプリが今後乱立されることが予想されます。
じゃあ、アメブロでの集客は難しくなるのか?

それじゃあ、もうアクティブなアメブロユーザーはどんどん少なくなって集客として利用するのはもうダメなのかというと決してそういうわけではありません。
アメブロユーザーは減ってはいきますが、消滅するようなことはありません。それは、電子書籍が普及するからと言って紙媒体の書籍が無くならないと同じです。当然、属性が偏ってくることはあります。
ただ、上図のように製品ライフサイクルで言うと、アメブロは衰退期に入ったと言えるでしょう。そして、7gogoのようなサロン系のトークアプリはこれから導入期に突入していきます。
問題は僕らはビジネスをやって成功していくことですから、このような流れを知っておいてどういう行動をとっていくかです。先行者利益を取りたい人は、早く動けばいいでしょうし、そういうのには興味が無いというのであればそれまでだと思います。
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