この動画では、PPC広告についてのお話をしています。
PPC広告の特性
PPC広告は、Pay Per Click広告の略で、クリックされた場合にだけ課金されるインターネット上に出稿する広告を指します。通常、PP広告と言えば、
- Google Adwords
- Yahoo!プロモーション広告
この2つを指すことが多いです。PPC広告を出すと言えば、YahooかGoogleで出すと思っておいていただければ大丈夫です。PPC広告は今インターネット上に出稿する広告としてはなくてはならない存在になっています。
それは広告が見られた時だけ課金されるという仕組みにあります。通常、広告は広告を見た人が反応するかどうか関係なく広告料が必要になります。
例えば、電車の中にある広告は電車の乗車客がその広告を見たかどうかにかかわらず、費用は発生しています。しかし、PPC広告の場合、広告文が表示されていてもユーザー(訪問してきた人)がクリックしない限り費用は発生しません。
これがPPC広告が人気の理由です。インターネット上だからこそ実現できる広告の特性です。その中でもPPC広告は大きく2つに別れています。
1.検索連動型広告

PPC広告にもいくつか種類があり、これは検索連動型広告と呼ばれるものです。上の社員のように、検索結果画面の赤枠のところがすべて広告になります。
この検索結果画面は「糖尿病 食事」という検索結果画面です。一番上に「おいしい糖尿病食」などという広告文が出てるのがわかりますね。PPC広告というと単純にこの検索連動型広告をさす場合もあります。
2.行動ターゲティング型広告

上の画面のブログ記事の最後に表示されている広告が、行動ターゲティング広告になります。今、「お名前.com」の広告が出ているのがわかると思います。これは僕のパソコンでこれまでにドメインやサーバーの比較検討をしたりお名前.comのサイトに一度訪問した経歴があるからです。
ですので、同じようにこのブログ記事を読んでも人によって出る広告が全く変わってくるわけです。もしあなたが、エステサロンを運営していてこの行動ターゲティング広告を出したのであれば、美容関連のサイトを閲覧したり検索している人にスーっと表示されるのです。
PPC広告のメリット・デメリット
PPC広告ももちろんメリットとデメリットがあります。
【PPC広告のメリット】
Merit
- サイト作成後直ぐに反応・売上を上げることができる
- SEO対策など時間をかけたライバルよりも上位表示が一瞬で可能
- テストマーケティングが簡単に行える
- 高い成約率があれば継続的に売上に直結する
【PPC広告のデメリット】
Demerit
- 反応のとれる出稿を自分でするのがやや難しい
- 審査が厳しい
- PPCのみに頼る集客だとリスクが高い
- 当たり前だけど広告費がかかる
PPC広告はサイトを作ってすぐにアクセスを呼ぶことが可能になるために、検証がしやすいところが最大のメリットです。しかし、その分審査が厳しくなりがちです。
クリック単価が高騰する問題と費用対効果
PPC広告に出稿する業者は日に日に増えていっていますので、当然のことながら昔よりもキーワード単価は高騰しています。

例えばですが、「ほうれい線」というキーワード単価は1クリック804円もします。しかし、数年前であればこのような美容系キーワードも200円とか高くても300円というぐらいのレベルでした。
1クリック800円もいくとさすがに美容整形クリニックなどで更に資本があるような法人じゃないなかなか出せないでしょう。
しかし、だからと言って「じゃあPPC広告は難しいのか」と思ってしまうのは早とちりしすぎです。PPC広告はすごく奥が深いのですが、競合が多そうなジャンルのキーワードでも全く誰もが狙わないようなキーワードで且つ検索されるキーワードも無限にあります。
そういうキーワードだと、1クリック30円などで自分のホームページに誘導できるわけです。Google Adwordsなんかは管理画面も難しいと言われているので、自分で広告を出稿することを敬遠して業者にお金を払って代行を利用している人も多いですが、それはもったいないです。
上手く、やれば個人事業でも十分な費用対効果があるのがPPC広告です。
Googleスラップ以降、PPC広告にセールスレターは通るのか
インターネットビジネスをしているとセールスレターを書いて商品を売ったり、商品を紹介する機会が多々あります。セールスレターを書いてPPC広告を出せばネットですぐに売る上げを立てることができます。
しかし、数年前に特にGoogle Adworsでセールスレターで商品を販売していいた人が一気に広告を出稿できなくなりました。これをGoogleスラップと呼びます。
PPC広告が出せないおかけで、売上が急激に落ちて倒産する会社も続出した程です。当時は、怪しい情報商材のセールスレターも広告として出ていたような時代です。
それが今は整備されてきて怪しい広告はもうでなくなりました。反面、「セールスレターのような形で商品を売るのはもうだめだ」という風潮になっていたのは事実です。
Googleは教材を販売することが悪いと言っているわけではない
これは実際にGoogle Adwordsの電話サポートの人が言っていたことなのですが、いわゆる情報商材や情報教材を売ると審査に落ちるのではありません。
実際に今でも商品をPDFにして何年もGoogle Adwordsで販売している人はゴロゴロいます。
何がダメってやはりあのセールスレターのヘッドコピーで「こんな状態だったものが、こんな状態になりました」という広告文、つまりコピーが問題なのです。言ってしまえば、エモーショナルなコピーはダメですよってことですね。
なのでもし電子書籍のようなものを売るためにPPC広告で集客してみようと思うのならやる価値は十分にあります。
審査が通るかどうかはもうGoogleのさじ加減なので僕が見て判断できるものではありません。
しかし、審査が通ってさらに成約率のとれる販売ページができるのであればこれほどありがたい集客方法はありません。これがPPC広告の大きなメリットですね。
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