
トレンドアフィリエイトでPVを稼ぐにはご存知の通りキーワード選定が最も重要です。そのために多くのトレンドブログ運営者はとにかく稼げるキーワードを日々探しまくっています。
しかし、そのキーワード選定というのはトレンドブログの運営目的やフェーズによって実は変わってくるのです。なかなか結果のでない人はこの前提条件が把握できていないことが多い。いつもいつも同じパターンのキーワード選定だと自分の思ったような結果は出にくいのです。
逆に現状を把握してこれから書くトレンド記事に対しての目的がしっかりしていればキーワード選定によって収入のコントロールまでできてしまいます。
そこで、どういう条件のときにどういうキーワード選定をすればいいのかというのを5つのパターンに分類しました。
これを参考にしていただければあなたの思うような結果に繋がるキーワード選定ができます。
1.トレンドブログ開設時でブログ自体が弱い場合のキーワード選定
トレンドブログを作ったばっかりの状況の時は、ブログ自体が恐ろしく弱い。このような条件の元では以下の2つを意識してキーワード選定をしましょう。
- 未来を予測したキーワードを選定する
- 複合キーワードの語数を増やす
1-1.未来を予測したキーワードを選定する
そもそもWebページというのはGoogleの検索エンジンのデータベースに格納されなければ検索結果として表示されません。検索エンジンのデータベースに収められている状態を「インデックス」とか「インデックス化」と言ったりします。
ブログ開設時はブログ記事を書いてもこのインデックス化がすぐにされません。つまり、あなたがタイムリーなトレンドの記事を書いても残念ながら世の中に存在していないことになっているのです。
ブログ開設時は記事のインデックスに1週間かかることもあります。なので、タイムリーな速報情報よりも未来に起こりそうで検索されそうなキーワードを選定するべきなのです。
1-2.複合キーワードの語数を増やす

ブログが弱いときは複合キーワードで語数を増やすことを意識しましょう。上図のように東京オリンピックでキーワード選定するとこうなります。
東京オリンピック 2020 経済効果 地方
と4語までいくとさすがに競争相手は極端に少なくなるります。ブログを開設したばかりだとおそらく「東京オリンピック 2020 経済効果」という3語で上位表示は難しいでしょう。
なので、語数を増やしてライバルを減らすわけです。しかし、その分4語を狙ったキーワードでのすべて含めたを検索ユーザーに入れてもらわないといけません。
ニッチ戦略でキーワード選定をするということです。
2.アクセス(収入)を安定させたい場合のキーワード選定

トレンドブログはキーワード選定で一過性のアクセスになるか、継続性のアクセスになるかに大きく別けることができます。
本来トレンドブログというのは文字通り話題になっているキーワードを拾って記事を書いて爆発的なアクセスを期待する手法です。しかし、旬のキーワードは突発的にPVを稼ぐことができる反面継続性に欠ける場合があります。
そこでアクセスを安定させたい場合は上図のように突発性は低いが継続性の高いキーワードを狙う手法をとります。
2-1.トレンドになるキーワードだが繰り返し検索されるキーワード
アクセス(収入)を継続させる記事を優先する場合は、
- トレンドであること
- 何度も検索される
の両方の条件を満たしている必要があります。

例えば上のキーワードを見ていただきたい。
4月中旬になると「ゴールデンウィーク」というキーワードがトレンドキーワードになることは誰でも予測はできるでしょう。ここで
ゴールデンウィーク 2014
というキーワードを選んでしまうとその記事は基本的にその時期にしかアクセスはこなくなります。なので、何度も検索される条件を満たすには
ゴールデンウィーク アンコールワット
ゴールデンウィーク ディズニー
ゴールデンウィーク ディズニー 服装
このような選定になります。2015年も2016年も検索されるようにキーワードを選ぶのです。ちなみにこの「ゴールデンウィーク」というメインキーワードは年に一度しかないキーワードだけど、年に2回や年に4回あるようなメインキーワードを選ぶのもコツです。
2-2.トレンドを無視して繰り返し検索されるキーワードを選定する
「2-1」ではトレンドであることと何度も検索されるという2つの条件を満たすことが必要だという話をしました。しかし、2つの条件を満たそうとするとどちらとも中途半端になり普段のアクセスがほとんど見込めないようなデメリットもあるのです。
そこで、トレンドという条件を無視して単純に繰り返し継続して検索されそうな条件のキーワードを選ぶ方法をとる。例えばこうです。
「ツンデレ」というキーワード自体は別にトレンドキーワードではありません。しかし、「ツンデレ」というキーワード自体はの月間検索ボリュームは約27,000件程あるわけなのです。
ならば、「ツンデレ」というキーワードをメインキーワードとし、複合キーワードを選定していくとトレンドに全くされないかなり継続性のある記事を書くことができます。こういうキーワード選定の能力がついてくると、特化型サイトを作る時に活かすことができるのです。
3.爆発を狙いたい場合のキーワード選定

「アクセス(収入)を安定させたい場合のキーワード選定」を前述しましたが、反対にこちらは一過性の爆発を見込んでキーワード選定をする方法です。基本的にさっきの逆だと思えばいいです。

継続性のあるキーワード選定ではなく、一過性の爆発を狙う大きな理由はブログを強くするためです。ブログはアクセスがくればくる程、徐々に強くなっていきます。例え一過性であっても爆発してアクセスが大量にくれば毎日のブログ全体のアクセスは底上げされるようになるのです。
3-1.今最大に大衆が注目しているネタをメインキーワードを選ぶ
トレンドアフィリエイトの肝なので当たり前だけど、トレンドのキーワードを選ぶことです。そのためには大衆がどこに注目しているかを常に意識しておくことです。
あなたの運営しているトレンドサイトはおそらく日本語でしょう。日本語を使っている日本人の人口は約1億2千万人しかいない。つまり、1億2千万人の中で今最も注目されているのは何か?またどんな時かという視点が重要なのです。
もし今、サッカーW杯の日本代表がテレビ中継されているのであれば日本中の多くが
本田圭佑
に注目を集めることはわかりますよね。であれば、メインキーワードは「本田圭佑」にするのです。
3-2.メインキーワードであらゆる検索されそうな複合キーワードを出す
今最大に大衆が注目しているネタをメインキーワードに選んだら、あとはあらゆる検索されそうな複合キーワードを出してみましょう。ここで重要なのは誰もがニュースにしそうな複合キーワードは選ばないことです。本田圭佑だからと言って日本代表のサッカーに関連するキーワードでなくても良いということです。
日本代表のテレビ中継されている間に視聴者は
- 嫁さんとはどうのように出会ったのだろう?
- 本田は高校の時はどれくらい活躍していたのだろう?
- 本田のファッションスタイルを真似したいな・・・
などといろんな人がいろんなことを思うわけなのです。であるならば、
本田圭佑 嫁
本田圭佑 高校時代
本田圭佑 ファッション
というようなキーワードを連想することができます。もちろん、ライバルがいるかどうかのチェックは必ず必要です。けど、大衆が最も注目しているネタを選べば自分が思いもしないようなキーワードで検索され、そのキーワードで爆発するということも多々あるのです。
4.バイラルを狙う場合のキーワード選定

バイラルを狙うというのは、twitterやfacebookなどのSNSで拡散していくことを狙うことです。これは少しレベルの高いテクニックにはなるが徐々に狙えるようにしていきましょう。
トレンドアフィリエイトにおけるバイラルは上の図のように「検索エンジン経由」と「SNS経由」の両方からのアクセスを狙ってキーワード選定をして記事を書いていくことです。
4-1.自分の興味のある分野や好きな分野を選ぶ
バイラルを狙う場合のキーワードの選定はまず自分の興味のある分野や好きな分野のネタを選ぶことから始まります。そもそもあなたの書いた記事はどんな時にバイラルすると考えていますか?
バイラルするということは読んだ人が記事をなシェアしたくなるような気持ちになるということです。それでは、人がシェアしたくなるのはどんな時でしょうか。僕は以下の4点がシェアしたくなる時と定義しています。
- 「おもしろい」と思った時
- 「すごい」と思った時
- 「共感できる」と思った時
- 「他にはない」と思った時
この4つのどれでもいいし、重複すれば尚更いいです。となると、やはり読みごたえのある記事内容とそれをひっかけるタイトルが重要になることがわかる。
なので、バイラルを狙う場合は自分が興味があったり好きな分野のネタをまず選んでください。その方が読者にこの4つのどれかになってもらいやすいからです。
4-2.見られることが前提のタイトルキーワードを付ける
ニュースサイトの記事タイトルというのは運営規模の大きさ関係なく2つの付け方に区分することができます。
- 読まれないことが前提でタイトルをつける
- 読まれることが前提でタイトルをつける
この2つだ。
通常トレンドアフィリエイトの実践者は最初はブログ自体が弱いし、そもそも誰も見ない。なので読まれないことが前提で検索されるキーワードをタイトル含めることでアクセスを呼びます。

しかし、Yahoo!ニュースのような誰もが知るようなメディアだったり、一定の読者のあるニュースサイトは読まれることが前提でタイトルが付けられています。ここが重要なポイントなのです。
つまり、読みたくなるタイトルを付ける比重を多めに置くということです。twitterやfacebookのタイムラインに流れてくる場合を想定すると読みたくなるタイトルにする重要性がわかると思います。
バイラルを狙う場合は読まれることが前提の興味をそそるキーワードをタイトルに入れていきましょう。
5.トレンドブログが強くなった場合のキーワード選定
ブログが強い場合とブログが弱かった時にはできなかった戦法がとれるようになります。では、ブログが強いとはどう時なのかというのを含めその場合のキーワード選定のやり方について見ていきましょう。
5-1.複合キーワードの語数はむやみに増やさなくてよい
これは「1」のブログが弱い時のキーワード選定とは対照的になります。複合キーワードの語数を減らすというよりは「増やさなくていい」という言い方の方が適しています。
ブログが弱い時はタイトルにとにかく検索されるキーワードを含めることで上位表示を狙います。しかし、ブログが本当に強くなってくるとタイトルにキーワードが含まれていなくとも上位表示されるようになります。
というのもブログが強くなってくると弱い時に書いた記事も少ない複合キーワードで表示されるようになるのです。
例えば「保田圭 夫 レストラン」というキーワードを含めたタイトルで記事を書いたとする。この記事がヒットすると・・・

このような順番で上位表示が可能になってきます。これがブログが強くなってきている状態です。そうすると、次に同じ保田圭のネタで記事を書いても「保田圭 結婚」という激戦区なキーワードでも上位表示がされるようになってくるのです。
「保田圭 結婚 出会い」などと語数を増やさなくてもいいというわけなんです。
5-2.ライバルを出す抜くキーワード選定
ブログが強くなると既に狙ったキーワードで上位表示されているニュース記事があったとしてもライバルよりの上位にくい込める場合があります。
通常、早く記事を書いた方が上位表示されるのですが、そのライバルの記事のアクセスが少なければあなたの書いた記事がライバルを出し抜くようなことも可能になります。普段はキーワード選定の時にライバルがいないかどうかをチェックするのですが、ライバルがいてもあえてそのキーワードを選ぶという戦略に出るのです。
ちなみにこれで上位表示できてアクセスが集まったときは超気持ちイイ!
まとめ
POINT
- トレンドブログ自体が弱い場合
- アクセスを安定させたい場合
- 爆発を狙いたい場合
- バイラルを狙う場合
- トレンドブログが強くなった場合
と5つの戦法についてお伝えしてきました。トレンドブログは状況によって適したキーワード選定があることを知ってもらえたと思います。
しかし、だからといって最初から「この場合はこうだから・・・」と頭を悩ませる必要もありません。「どうやったらアクセスが集まるか」と考えると自然とこのような戦法になってくるというだけの話です。
なのでトレンドブログを開始したら、まず一番は何が何でもアクセスを集めるという意識でやっていきましょう。その意識続けることが常に高い報酬を得られるあなたのキーワード選定能力となります。
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