「ジョイントベンチャーでビジネスをやるメリットはわかったけど、
実際にどうやって進めていくの?」
という疑問が湧いてくると思います。
専門家とジョイントをする場合、
誰と組むかでその後のビジネスの売上や利益も大きく変わってきます。
誰と組むかで勝負が決まっていると言えるということですね。
ですので、ここでは僕の経験も含め、
失敗しないジョイントパートナーにする条件と見付け方を解説します。
条件1.そのジョイントパートナーにはその分野での実績があるか?
これまで何人かの方からジョイントパートナーの見付け方について相談を受けたことがあります。
既に「こういう人とジョイントしてやろうと思っているんですが、どうでしょうか?」
とそのジョイントパートナーの方の話を聞くのですが、
意外に多いのがあまり実績のない専門家だということです。
はっきり言っておきます。
実績の無い専門家とは組んではいけません。
専門家としてのジョイントパートナーにするの一番の条件です。
もしあなたが組もうとしているジョイント相手に実績がなければ、
苦労するのはあなた自身なのです。
例えばですが、あなたのマーケティングする能力が「3」あるとします。
ジョイントパートナーが専門家としての実績が「1」の人、
つまり実績の無い人なら掛け算すると「3」の結果しか生まれません。
しかし、ジョイントパートナーが専門家としての実績が「5」の人であれば、
あなたの「3」のマーケティング力でも「15」の結果を生み出すことができます。
すごく単純に数値化してみましたが、
これだけでも結果が5倍変わることがわかると思います。
ですので、実績の無い専門家と組むのはありえないと考えておいてください。
なぜ、実績のあんまり無い人と組んでしまおうとするのか?
実績の無い専門家と組んでも意味がないのは頭ではわかっているつもりでも、そういう人と組もうとしてしまいがちです。
では、なぜそうなるのか?大きく2つ理由があります。
理由1.主観が入り、欲目で見てしまうから
知っている人なんかだとその人を欲目で見てしまいます。
ひいき目でみるということです。
身内だったり友達や仲間という存在の人をジョイント相手として選ぼうとしてしまうと、
自分の主観が入り過大評価をしてしまうのです。
理由2.組めそうな人を前提で探してしまうから
自分にとって良いジョイントパートナーは
そう簡單に見つかるわけではありません。
相手は人であるからこそ感情を持っていますので、
方針の違いなどでビジネスが破たんしてしまうことも十分にありえます。
だからこそ、友達や仲間など組めそうな人と組もうとしてしまうのです。
もちろん仲間と組むことは別に悪いことではありません。
大事なのはその相手にしっかりと実績があるかどうかなのです。
条件2.そのジョイントパートナーはその分野で権威があるか
あなたが組もうとしているジョイント相手はその分野で権威があるでしょうか?
権威というのは1つのブランドと考えてもらえれば結構です。
例えばですが、
Example
- その業界で有名な雑誌に出たことがある
- テレビ出演をした経験がある
- 有名人がその専門家を慕っている
などです。
例えば世の中にはパーソナルトレーナーの仕事をしている人はたくさんいますが、
樫木裕実さんは中でも有名な方でしょう。
樫木裕実さんはその業界で有名ですし、一般の方でも知っています。
また、タレントのほしのあきさんなど数多くの著名人のボディメイクを担当していました。
こういうのが権威になります。
その業界その分野での権威があればあるほどビジネスはやりやすいです。
僕がジョイントビジネスをやった時のジョイントパートナーは、
- 著書が10冊以上
- テレビ出演経験あり
- 雑誌掲載経験あり
- 新聞に寄稿あり
というメディアの出演は多いパートナーでしたので、
権威がしっかりとあった方だと思います。
「そんな権威のある人なんてなかなか見つからないよ」
と思われるかもしれませんが、
権威というのはその分野その業界での権威でいいのです。
例えばあなたの組もうとしているジョイントパートナーさんは無名だっとしても、
誰もが知っている有名な雑誌に取り上げられたことがあるような経験があれば、
それは権威として利用することができます。
ここは非常に重要なポイントです。
マーケティングする側の見せ方の問題とも言えます。
おそらく、条件1の実績のある方であれば、
見せ方である程度権威は作ることが可能になります。
ジョイントパートナーの見付け方
以上の2つのジョイントパートナーに条件を理解してもらえれば、
ジョイントパートナーの見付け方は簡単です。
自分がお客の立場になって、実績もあってこの人すごいな~と権威があると思う人をジョイントパートナーの候補にするのです。
見付け方としては例えば、
- その業界の雑誌を買って掲載されている専門家をリストアップする
- その業界で本を出している人をリストアップしてみる
- お客さんになりそうな知り合いに「どういう人知っている?」と聞く
などです。
僕の場合は本屋さんでたまたま見付けた本ほ著者がジョイントパートナーとなりました。
つまり、僕自身も「この人すごいな~」と思った人だということです。
その感覚でジョイント相手を見付けてください。
実際、あなた自身がこの人すごいな~という感覚がなければ、
そのジョイント相手に交渉するときにそれが必ず伝わります。
ジョイントパートナーを見付けるところから、
最終的に購入するお客さんの目線を持っておくのです。
結論
- 既に「実績」や「権威」のある専門家をジョイントパートナーとしての条件にする
- ジョイント相手を見つける時から、最終的に購入するお客さんの目線で探す
- 「この人すごい!」と思う感覚がその相手を交渉するときに必ず伝わる
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