- 自分よりステージの高い話を聞いたとき
- 最近あまり変化していないなあと思ったとき
- 衝撃的な事実を知ったとき
など、人は「自分の人生はこのままでいいのか?」と感じることがあります。僕自身も「このままでいいのか?」と思うことは年に1回は必ずあって、その度に自分の方向性を見直す時間を作っています。
今もしあなたが「自分の仕事はこのままでいいのか?」「自分の人生はこのままでいいのか?」と感じているのであれば、それは転機が訪れている可能性が高いです。
それを感じているのであれば今すぐに次の11のコトをやってみてください。かなりスッキリして自分の行くべき方向性が見えてくるようになります。
目次
1.今やっている仕事を一度離れてみる
2.旅行に行く
3.自分が余命1年だとしたら今から何をするか
4.やりたいことを後回しにしていないか考えてみる
5.リスクは本当にリスクなのかを考えてみる
6.母校の地元の小学校に行ってみる
7.今まで自分が喜びを感じた瞬間のことを生まれた時から自分のヒストリーとして書き出してみる
8.周りの自分の長所を書いてもらう
9.会いたい人に会う
10.制限なしでやりたいことを書き出してみる
まとめ
1.今やっている仕事を一度離れてみる
Photo by Peter Cooper
あなたが今やっている仕事で生計を立てているのであればその仕事のプロフェッショナルでしょう。しかし、プロフェッショナルであればあるほどその世界に没頭し過ぎるために今のあなたの世界でどうしてもものを見ようとしてしまいます。
そのために今やっているし仕事を一度離れてみてください。そうすることで、今自分がやっていることが客観的に見えるようになります。
例えば今やっていることが自分にとっては大したことがなくても他人にとっては価値があることがわかったりします。これはいったん今の仕事を離れてみないとわかりません。そういう発想が次の方向性につながります。
2.旅行に行く
Photo by naim fadil
他の異文化を知ることによって「パラダイムが変わった」という人はよくいます。簡単なのはやはり海外旅行をすることです。
重要なのは単に外に出て行くということではなく、現地の人などと話すことによっていろんな人の価値観を知ることです。人は誰しもが自分の色眼鏡で物事を見ています。時には自分にとっては考えられないような突拍子もないフィルタに驚くことがあります。
しかし、そういうことを知ることによって今度は自分の色眼鏡で見ている視野が広がり世界が広がっていきます。
3.自分が余命1年だとしたら今から何をするか
Photo by houman_thebrave
スティーブ・ジョブズのスピーチでこのような有名な言葉があります。
If today were the last day of my life, would I want to do what I am about to do today?
(もし今日が人生最後の日だとしたら、今やろうとしていることは 本当に自分のやりたいことだろうか?)
-Steve Jobs
今日が最後じゃなくてもいいのですが、この1年で自分の人生が終わるというのは十分にありえます。急な病が訪れるかもしれませんし、交通事故で死亡する人は平均にすると1日11人いますので、それが自分の可能性も十分にあります。
楽天の三木谷さんは阪神大震災を経験して人の死の身近さを感じて楽天を創業したそうですし、ソフトバンクの孫さんは自分の命があと数年しか持たないと言われた経験を持っていてダイナミックな人生を歩んでいる方たちは共通して「死」を意識していることは間違いありません。
4.やりたいことを後回しにしていないか考えてみる
Photo by normalityrelief
「3」にも通ずることなのですが、今あなたのやっていることは本来自分がしたかったことでしょうか?例えば僕のところには毎日のようにメールやスカイプで「僕は会社員としての働き方があっていないと思っています」と相談を受けます。
もしそうなのであればその会社は今すぐ辞めればいい。
本当に単に給料をもらうだけのために会社に通っているのであればそれはあなたの時間と才能を無駄にしているだけです。本来しようと思っていたことは今すぐ始めた方がいいです。
緩和医療で医師をしている人たちが末期患者が死に際の最期に医師に言う人ことは「もっと本当にやりたいことをやれば良かった」とやらなかったことに関して後悔するのだそうです。
5.リスクは本当にリスクなのかを考えてみる
Photo by Martin Fisch
「このままでいいのか?」と思った時に、たぶんあなたが本当に人生を充実させるためにやりたいことはあったはずなんです。で、たぶんそを躊躇しているのは何かしらのリスクをまず考えてしまっているからだと思います。
例えばですが
- 収入がなくなる
- 才能が無いかもしれないのに上手くいかないかもしれない
- 周りの人から批判される
などこれらのことを自然にリスクと感じてしまう心理状態になっている可能性があります。しかしこれらは本当にリスクでしょうか?
この記事を読まれている方は日本人がほとんどだと思いますが、日本に生まれている限りリスクは非常に少ないでしょう。少なくとも餓死するということはこの国は少ないです。
また上手くいかなくてもそれは経験を得られることができますので、実はリスクというリスクはよく考えるとほとんど無いことがわかってきます。そして、ほとんどは経済的リスクを恐れていることが多いでしょう。
6.母校の地元の小学校に行ってみる
Photo by scarletgreen
時間を作って生まれ故郷の小学校に行ってみてください。当時の記憶が蘇ってきます。何もそこで「あの頃は楽しかった」と懐かし気持ちになるために行くのではありません。
小学生の時に自分の描いていた将来像になっているのかをそこで再確認するのです。大人になればつまらない邪念などが入って、自分が本来なりたかった自分からどんどん遠ざかっていっている可能性があります。
「人生このままでいいのか?」と思った時こと、小学生の時のようにピュアなきもちでのことを思い出して自分はどういう人間になりたかったのか?あらために母校の校舎やニオイが感じながら考えてみることをおすすめします。
7.今まで自分が喜びを感じた瞬間のことを生まれた時から自分のヒストリーとして書き出してみる
Photo by Erich Stüssi
この作業をやると自分のことが驚くほどわかります。僕は1年に1回ぐらいこの作業をやるのですが、実は自分が喜び感じる瞬間というのは共通するところが見えてきます。
あなたが小学校の時に嬉しかった出来事。そして自分が侵食を忘れるぐらいハマっていたことは何でしょうか?あなたが充実した時間を過ごすためにはフロー状態を作ることです。時間を忘れるぐらいハマることをすればいいのです。今
までに自分が喜びを感じた瞬間のことを自分のヒストリーとして書き出してみてください。1時間もあれば出来る作業です。
8.周りの自分の長所を書いてもらう
Photo by Francisco Osorio
「自分の仕事はこのままでいいのか?」と疑問に思ってしまう要因の1つとして、自分の適正は今の仕事なのか?ということだと思います。
実は、ほとんどの人は自分が出来ることは大したことではないと思っています。しかし、それは他の人にとっては「それってめちゃめちゃスゴイこと!」と思ってもらえることだったりするのです。
要は「頑張らなくても出来ちゃう」というヤツです。それはあなたの才能です。
そのためには周りの人(家族・友達・同僚など)に、自分の長所を書き出してもらう作業をやってみましょう。自分の意外な利点や長所がそこでみつかり、それは今後の方向性のヒントとなります。
そして、長所を書いてくれた仲間にも今度はあなたが長所を書いてあげましょう。
9.会いたい人に会う
Photo by Birgit Pauli-Haack
もしあなたが仕事上で自分が「この人すごい!」と思っている人がいるのであれば是非会う機会を作ってみてください。
自分の尊敬する人や憧れの人に会うことはいろんな衝撃を受けることになり、これからの方向性が見えてくるようになったりします。もちろん会うために勇気は必要です。
しかし、そこを1つ踏み込むことによって新しい世界が見えてきます。
10.制限なしでやりたいことを書き出してみる
Photo by Tnarik Innael
やりたいことが見つからないという場合のほとんどは自分が勝手に「出来ない」と思い込んで制限をかけているだけす。例えばですが、
- お金がない
- 自信がない
- 時間がない
これは日本三大いいわけと言っていいぐらいよくあるいいわけです。あなたは他の人から「あなたには能力が無いからできないよ」と言われたのでしょうか?おそらくそんなことを言われたわけではないはずです。
例えばですが、「好きなアイドルと付き合いたい」みたいなものでもいいのです。たぶん自分が勝手に自分があのアイドルと付き合うのは無理だと決めつけているだけです。
制限無しでやりたいことを書き出してみましょう。
まとめ
自分の人生や仕事の方向性を決めるのは自分です。いくら高額なコンサルタントを付けたとしても自分の方向性は誰も教えてくれません。決断するのはあなたです。
「いまのままでいいのか?」と感じるということは今コンフォート・ゾーンにいる可能性が高いです。真の意味での安定は常に自分を進化させることですので、今のままで安住しているとの方が不安定になります。
ぜひこの10個のことをやってみてください。
もし、自分が今すぐ死ぬとして。やりたいことは特にないかなぁ。
そんな今までを送ってきました。
死ぬと決まったときに、思ったのは、娘の子育てに口出したい。
旦那のお母さんよりかは、子育てに関して、娘を助けれるのでは?
もしかしたら、家族を持てない息子を、私が死ぬギリギリまで一人にしないかもしれない
そんな、小さなことだけ。
もしかしたら、大いなる野望なのかな?
特にやりたいことがなくてもいいと思いますよ。
小さいとか大きいとかもないですしね。
死ぬ間際にやりたいことが出てこないというのは、普段自分の思うように生きられているということでもあると思います。