これまでたくさんの破たんしてきたジョイントビジネスの事例を見てみると、
お客さんがどうこういうよりもジョイントパートナーといかに良好な関係を築いていくかが、
最大の鍵になってくることがわかります。
良好な関係を築いていれば双方が楽に収入を得られますし、
関係が悪化すれば収入どころかビジネスが継続できません。
ではどうやってジョイントパートナーと良好な関係をキープしていくのか?
実際に僕がやっていた方法も含めてその秘訣をお話します。
継続の秘訣1.相手に敬意を払う
「なんだキレイごとかよ!!」
と突っ込まれそうですが、
僕はそのジョイントパートナーがいるからこそ、
ビジネスができると本気で思っていました。
というのも元々僕はそのジョイントパートナーと
ビジネスができなくてもいいやというぐらい
恩恵を受けた人であり影響された人でした。
なのでまあぶっちゃけて言うと、
ビジネス・パートナーとしてやらせていただけているだけでも、
本当にありがたいと思っていたんです。
けど、そういうありがたさってやがて薄れてくるわけじゃないですか?
身近な存在になるとそういうの忘れがちになっちゃいます。
ビジネス上での関係性は僕が決定権を持っていましたが、
僕はそのパートナーに対していつも敬意を払っていました。
まあ年齢もパートナーの方がすごく年配だったというのもありますが。
人生において師匠みたいな存在でもありましたからね。
そういうのをいつも忘れずに接していました。
継続の秘訣2.一貫性を持つ
ジョイントビジネスをする時にあなたが中心にビジネスをやるわけですから、
あなたはリーダーなわけです。
外部(お客さん)に対してのメッセージというのはもちろんあると思うのですが、
内部(事業内)に対しての一貫したメッセージが必要です。
というのもビジネスを回しているあなたが、
一貫性が無いとジョイントパートナーは不信感を抱いてもおかしくありません。
僕の場合はそのジョイントパートナーさんの
提唱している内容を多くの人に広める
というミッションでやっていました。
なのでその筋さえ通っていれば、
別に全国のセミナーとして回っていくのでもいいし、
ネット通販でもいいし、
講演活動でもいいし、
まあなんでもいいのです。
その内部に対して、
もっというとジョイントパートナーに対しての、
一貫したものがあることによって相手も動いてくれやすくなります。
ここ結構重要です。
結局相手を動かさないといけないのです。
これはセールスをするときも同じです。
主張やメッセージの一貫性がないものは成約がとれません。
つまり、人を動かせないということです。
ですので、継続的にビジネスをしていくには、
一貫性を持つことが必要だということですね。
継続の秘訣3.売上げが立つ前は週報作戦
売上がたちはじめるといいのですが、
最初に販売準備などをしている時は、
相手にとって自分が何をしているのかがわかりません。
僕の場合はジョイントパートナーとの距離が
物理的に新幹線で移動しないといけない距離だったので、
メールで毎週現状の報告をしていました。
専門家や技術者の人にとっては、
顧客のリサーチやコンセプトを作っていく作業は
言ってみれば謎の作業だと思います。
しかし、だからと言って報告をしないわけにはいきません。
要は定期的に現在の状況を報告することによって、
相手に臨場感を持ってもらうのです。
週報は自分のビジネスの進行状況もアウトプットできますし、
ジョイントパートナーにも現状報告ができるので、
一石二鳥です。
継続の秘訣4.透明性が重要!損益計算書は必ずシェア
ジョイントパートナーと利益の分配の契約をしているので、
それだけ支払えばいいというわけではありません。
お金だけ銀行口座に振り込まれても、
なぜその金額になるのかを明らかにしないと、
不信を持たれてもおかしくありません。
僕は毎月の損益計算書をメールで送っていました。
仮に向こうが数字に興味がなかったとしても、
それはビジネスなのでしっかりと透明性のある状態を作るべきです。
可視化するのに一番簡単なのは数字にすることですから。
損益計算書などはGoogleのスプレッドシートが便利
ちなみに僕はGoogleのスプレッドシートを利用して、
損益計算書を作っていました。
というのもエクセルのデータだと、
バージョンやOSによって互換性があったりなかったりして、
上手く表示されない場合があります。
しかし、Googleのスプレッドシートの場合は、
エクセルと同じように使えて、かつ、
URLを特定の人だけに公開することができます。
ですの、メールにURLを貼り付けて
パートナーに送るだけでいいのですごく楽ですね。
継続の秘訣5.結果を出す
はい、なんだかんだ言ってやっぱりこれです。
あなたはその組んだジョイントパートナーから期待されています。
「自分の研究結果や技術を利用して、
世の役に立つかもしれない」
と期待しているのです。
そのためにあなたがやることは、
シンプルに結果を出すことです。
ビジネスはほとんどが上手くいきません(笑)
これは経験が多い人ほど体感していると思います。
だからこそ必死になって結果を出してください。
そうするとジョイントパートナーがあなたに対しての見る目が変わります。
僕の場合は思ったように結果は出たのですが、
そのパートナーはそこまで売れると思っていなかったようで、
ビックリしていました。
なので逆に相手方の方から
「次はこういうネタでやりましょうよ」
という提案を受けた程です。
これは結果を出したことによって、
僕を信頼してくれた証だと思っています。
僕らはビジネスをやっているわけですから、
何よりも結果をだすことです。
結果を出せばパートナーにも利益を渡せますし、
好循環になって継続的にビジネスが行えます。
まとめ
ジョイントパートナーと継続的にビジネスを続ける秘訣は
- 相手に敬意を払う
- 一貫性を持つ
- 売上げが立つ前は週報作戦
- 透明性が重要!損益計算書は必ずシェア
- 結果を出す
の5つでした。
実際にこれは僕が経験して上手くいった方法ですので是非取り入れてほしいと思います。
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