この動画では、あなただけしか扱えない商品を販売した方がいい理由をお話しています。
ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)の利用にはデメリットがある
ネットビジネスの場合、自分で在庫や商品を持たずに他社の商品を紹介するアフィリエイトというビジネスができます。そのアフィリエイトをやる場合、大概はASPという「企業の商品」とそれを紹介してもらう「アフィリエイター」のマッチングをするサイトを利用します。
このASPは有名どころで言うと、
- A8ネット
- LinkShare
- バリューコマース
- amazonアソシエイト
などがあげられます。このようなASPに登録するとほぼ無条件で誰でもがネット上でそこのASPで取り扱っている商品を紹介することができます。そして、紹介しているアフィリエイトリンクからお客さんが商品を購入したら報酬が入るシステムとなっています。
しかし、実はASPに登録してアフィリエイトをすることのデメリットがあります。
それはネットで全員が同じ商品を扱うようになるので差別化がいかに露出するか?というつまらない基準になるということです。
世の中に無数にある商品やサービスでASPなんかに登録しているような商品はほんの一部っていうか、地球と蟻ぐらいの比率なわけです。(体積がね・・・)
で、基本的にアフィリエイターをやろうとしている人って商品ありきで考えるから、どの商品を紹介しようか?って発想で選びます。
その時に選ぶ理由はまず間違いないのが報酬が高い商品ですよね?そうするとますますネット上には同じような商品の紹介ページが乱立します。同じような商品紹介ページが乱立したときに、どこで勝負が決まるかという、いかに露出をしているかというチンケな競争レベルになってしまいます。
ネット上での勝負ですから、検索結果の上位表示です。つまり、言ってしまえばSEO対策がすべての肝みたいなところになってくるわけですね。これではビジネスというよりも、プチSEO業者になっていっているだけです。
例えば、脱毛器具のケノンを楽天アフィリエイトで紹介するページを作ったとします。
脱毛器具のケノンの機能的価値はどこで買おうが同じなわけです。そうなるお客さんはどうするかというと、
- 価格が一番安いページ
- 一番目についたページ
この2つの条件で購入します。つまらないですよね?お客さんからしたらどこで買っても同じですから、こんな条件しか見ていないのです。ここにビジネス的要素もあまりありません。
なので、こういうアフィリエイトも全然アリなのですが、ちょっとビジネスをやるという力でいうと将来性はあまりないと僕は思っています。
自分しか扱えない商品は代理販売する
そこで自分しか扱えない商品を代理販売するのです。ASPに登録されている商品だと、誰でも扱えますがASPを介さずに直接販売者と交渉をして、代理販売するのです。
僕が過去にやった例であげてみます。昔、お世話になった方(先生)が、独立をしてiPhoneアプリ制作の講座をやっていました。
その講座は、初心者からobjective-cを学んで、App StoreにiPhoneアプリを登録するまでを一通りやるという講座で数十万単位する講座でした。
僕はその先生の教え子だったのでそのiPhone講座を紹介することができました。こういうのでいいのです。
自分で代理販売できる商品を開拓するメリット
これなら、そもそもASPなんかに登録されている商品なんかじゃないので、基本的に紹介の許可をもらっている人しか扱えません。なので、ネット上で同じ商品を紹介している紹介ページが乱立している、なんてことはまずありません。
いきなり自分で全く知らない人に対して「商品を紹介させてください」と開拓しにくのは大変かもしれませんが、そういうのも結局差別化できる要素になります。
多くの人はASPとかで手軽にすぐに紹介できそうな商品を扱おうとします。けど、自分だけしか扱えない商品を扱っている時点で、他のアフィリエイターがやっていないことなので稼ぎやすくなって当然です。
そういう面倒くさいことかもしれませんが、結局ビジネスってそういうものです。
また、「いきなり最初から全く知らない人に対してはちょっと・・・」っていうのは僕も気持ちはよくわかります。なので、僕のiPhone講座の事例みたいに、もともと知っている人や以前勤めていた会社の商品を扱わせてもらうというのも1つの手です。
太陽光発電の販売代理やシェアハウスの仲介のようなことをやっている人も周りにいますし、そういうのもアリだと思います。結局アフィリエイトなんで。
こういう自分で代理販売できる商品を開拓するメリットとしては、
- ネット上だと競合の少ないキーワードで勝負できる
- 自分の得意な業界やジャンルを選べる
- 集客の実績ができる
- 通常の商品アフィリエイトよりビジネス力がつく
などと、たくさんメリットがあります。デメリットというと最初に労力がかかるぐらいのものでしょう。みんなが同じようなことをして同じような商品を扱っているからこそ、自分だけが扱える商品を開拓していくことはおすすめです。
まずは身近な人を思い返して、できないかどうか検討してみるといいと思います。
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