この動画では、リサーチの中でも人の本音が漏れやすい他人の会話を盗み聴きしてリサーチをするというお話をしました。
人の会話はすべてリサーチになる
抽象度が高くなってくると、人の話している会話はすべてビジネスのリサーチになります。
ここでは、「盗み聞き」と言っていますが、要は人の気を許した本音を聴くことがヒントになるということです。
人の本音が漏れる瞬間を聴き逃さない
人の本音というのはネガティブは言葉が多かったりします。例えば、
- 悩み
- 愚痴
- 不満
- 不安
- 不平
- 批判
などです。人の悩みを解決することがやはりビジネスになるので、人の気を許した本音はビジネスのヒントになるし、アイデアの種にもなる可能性があります。
よく耳をすませて聞いておけば、その時はすぐに役立たないかもしれませんが、アイデアを作る時に「そう言えばあの時・・・」という感じでインスピレーションが湧くきっかけになったりすることもあるのです。
どんなシーンで聴けるか?
人の本音が聴けるのは、やはり気を許した人に対して話をしている時です。
- 電車の中での同ジャンル同士の会話
- 飲み場での発言
- 楽な姿勢で話している状態の時
このようなシーンは本音がポロっと出るシーンです。具体的に例をだすと、
「何でアタシ彼氏できないんだろう・・・」
「マジ会社辞めたい・・・」
「最近、ダイエットはじめたんだけど楽天で・・・」
「カカオトーク使えなくない?・・・」
みたいな発言がでてきた時はチャンスです。このあとの「・・・」にヒントが隠されています。マジ会社辞めたい・・・その辞めたい理由が何かしら今あるわけですから、そこがその人の本音のコアな部分です。
聴いた内容をどう活かすか?
例えば僕のこのブログには会社を辞めたい人が常々訪問されます。そういう情報発信をしている場合、この「マジで会社辞めたい・・・」と言っている人の言葉は僕にとってすごくヒントになるのです。
もし、上司との人間関係がもう耐えられなくて辞めたいと思っているのであれば他にも同じような悩みを持っている人は必ずいるはずです。
であれば、そういう上司との人間関係に悩む人むけのキーワードを探してブログに集客をしたり、コンテンツを作って役立ててもらうということができるのです。
自分のビジネスじゃなければ、それに該当するビジネスをやっている人に伝えてあげる
盗み聞きでリサーチをすると言っても、いつもいつも自分がやっているビジネスに関する会話が聞こえてくるわけではありません。けど、せっかく本音の会話が聞こえてきたら、僕はその内容を該当するビジネスをやっている人に伝えてあげています。
動画でもお話していますが、例えば電車の中で女子高校生らが、
「カカオトーク使えなくない?」
という会話をしているのを僕は実際に聴いたことがあるんです。だから動画で例を出しているのですが、アプリ開発をしている友達にその内容を伝えると、参考にしていたようでした。
この会話のきっかけから、なぜ女子高生はコミュニケーション系のアプリをLINEではなくカカオトークを使っているのか?というようなところまで発展しました。
これは同じようにコミュニケーション系のアプリ開発者にとっては貴重な意見になります。
このように、自分のビジネスとは関係がなくても、他の自分の周りの仲間のビジネスのリサーチとして役立たせることもできるのです。
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