この動画では、ビジネスをやっていく上で師匠が必要かどうかのお話をしています。
ビジネスはスポーツや資格の勉強と同じで師匠から教わる環境も大事
師匠という言葉は師弟関係の「師匠」というイメージなので、たぶん「?」という感じになりやすいと思います。
けど、ビジネスはスポーツや資格の勉強をするのと同じなのです。特にネットビジネスはパソコン1台あればできるので、その傾向が強いです。
例えば、僕は小学校時代に少年野球をしていのですが、その時の師匠はたぶんチームの監督やコーチだったでしょう。
1人で練習をしてもとてもじゃないけどスキルは上達はしていなかったと思います。
- 直接指導をしてくれる監督やコーチの存在。
- 毎日、学校が終わった16時から19時までという時間的制約の管理。
- 「休んだら監督に怒られる」という恐怖からの行動。
- 周りの部員もやっているからという社会的証明。
この4つが揃っていたからだと思っています。
受験や資格の勉強も同じです。もちろん独学や自宅浪人で受験に上手くいく人もいます。けど、やっぱり多くの人は予備校などにお金を払ってでもその環境を作っています。
- 直接指導をしてくれる講師
- 毎日、学校が終わったら授業があるという時間的制約
- 受験に失敗したくないという恐怖からの行動。
- 自習室で周りも勉強しているから自分もやるという社会的証明。
この4つが揃っているからこそ勉強ができるというのは大きいです。
なので、師匠という指導者の存在も大事ですがその教えてもらったことを遂行する環境も大事なのです。
直接指導を受けなくても心の中での師匠は存在する
実際に直接指導を受けなかったとしても、心の中での師匠は存在します。
さっきの僕の少年野球の話だと、実質的に指導を受けていたのはチームの監督やコーチですが、心の中の師匠はテレビの向こうにいるプロ野球選手や甲子園に出場している球児だったりするわけです。
憧れと同時に、彼らのバッティングフォームやフィールディングを何度も真似をしてモデリングしました。僕は、守備がすごく得意だったのですが、それは監督やコーチの指導があったからではありません。
むしろ守備に関してはそこまで教わった記憶がありません。ほとんど、テレビの向こうにいる選手が師匠のようなものでした。
なので、ビジネスも同じで、直接指導してもらう師匠もいれば、自分の心の中だけで存在する師匠がいてもいいのです。ビル・ゲイツが心の師匠で、直接指導を受けるのは別に師匠がいたってかまわないのです。
ビジネス初心者に師匠がいた方がいい理由
で、直接指導をしてもらう師匠がいた方がいいかどうかっていう話なんですが、僕は「自分が天才じゃない」と認識しているならはじめは師匠をつけてください。
実績ができてきたり、ある程度自分に実力ができてくればいいのですが、最初は何をどうしていいのか全体を見渡す力さえも無いので、ある程度師匠の判断を受け入れた方が結果の出るスピードは全く変わります。
結果の出るスピードが遅くなったとしても「師匠の判断でやるのは嫌だ」というなら、最初から自分の判断でやっていくのも僕はアリだと思っています。
その場合、すごく遠回りをすることになりますが、そこで上手くいった時の自信というのはとてつもなく大きなものになります。それは師匠の言った通りやって結果が出た時とはまた違う自信になるのです。
しかし、師匠無しでビジネスをやっていくのはいつでもできますので、本当にビジス初心者の場合は師匠から教わることをすすめます。
じゃないと結果が出なくてビジネス自体を辞めてしまうという人も数多くいますので。やっぱりまずは一番最初の結果を出して「あー、やればできるんだ!」という感覚は身につけてほしいですね。
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