ビジネスのコンセプトを作る

make-concept

この動画では、ビジネスで非常に重要なコンセプトについて解説しています。

ビジネス・コンセプトは一発で決まるものではない

この動画ではビジネスのコンセプトは、

  • 誰に?
  • 何を?
  • USPは?

の3つで決まると定義しました。ビジネスはすべてこれに集約すると言っていいぐらいコンセプトが重要なのですが、この「誰に」「何を」「USP」は、最初に決めたものがずっと続くわけではありません。

むしろ、最初に決めたコンセプトとは違うかたちになっていることの方がほとんどです。コンセプトは常に少しずつ変動して当たり前です。

それは市場は常に変わり続けるからです。市場というのはお客さんのことです。お客さはいつも何年経っても、何が起こっても同じものを求めているわけではありません。

業界の動向、トレンド(流行り)、悩みの種類などいろんな要素が常に変わっていますので、同じコンセプトで売れ続けることはないのです。

(事例)月300万円から月10万円まで落ちた売上を、再び月300万円まで戻した資格試験対策の教材販売のコンセプト

以前、僕の友達がある資格試験対策の教材を販売をしていました。

当時のコンセプトは、

誰に:対象の資格試験に合格したい人
何を:対象の試験に一発合格するための教材テキスト
USP:30歳を超えてからでも資格に合格してきた本人がサポート

というようなコンセプトです。売れているときは月300万円ぐらいネットで売っていました。結構前です。もう4年も5年も前になると思います。しかし、最近になってその資格試験対策の教材も売上は月10万円程度に落ちてきました。

これの売上が段々下がってきた原因はやはり

  • 試験対策の教材など競合が増えてきた
  • 価格競争になり、同じようなコンセプトでもっと安く販売している業者が増えてきた

などが挙げられました。

そこでコンセプトを変えるとまた月300万円まで売上が上がるようになったのです。

そのコンセプトはどこを変えたのか?

この試験対策の教材はこれまで「試験に一発合格できます!」と謳っていたのですが、以前とはコンセプトが若干異なりました。

誰に:対象の資格試験に合格したい人
何を:対象の試験に東大式記憶術で一発合格するための教材テキスト
USP:東大式記憶メソッドで合格できる試験対策

このように以前に比べて提供するものが若干変わりました。以前は、ただ単に「試験に一発で合格できる」というコンセプトでしたが、今回売上をもとに戻したのは「東大式記憶術」で対策するというところが変わりました。

これは数年前に比べてライバル業者の増加などによって、以前のコンセプトだと見込み客に響かない内容になっていたということです。これは市場が変わったからです。

この試験対策のビジネスの話から、市場の変化によってビジネス・コンセプトも変える必要があることがわかると思います。なので、ビジネスのコンセプトは1度決めたらそれで終わりというわけではないのです。

いつもいつも市場に合わせてブラッシュアップしていくのです。

自分のビジネスを一言で他人に説明できるか?

コンセプトと言うとなんとなく難しそう・・・
と感じるかもしれませんが、そんなことはありません。

結局、自分のビジネスを一言で他人に説明できるかどうかです。

自分のビジネスを友達や知り合いに口頭で伝えて「えー!すごーい!」とか「それ欲しい~」と反応してくれればOKです。けど、あんまり反応してなかったり、伝わってなかったらダメでしょう。

アスクルの場合

A「やっぱりアスクルやばいわー。もう来たよー」
B「えー?何ですか?アスクル??」
A「えー、アスクル知らない?」
B「はい、知らないですよ、何ですかそれ?」
A「オフィス用の文具とか注文したらその日か明日には届くの。このクリアファイルセット今日注文したの」
B「えーっ!!!そんな早く届くんですかー?」

はい、これが強烈なビジネスコンセプトです。

この会話の中に堅苦しい言葉は特になかったですよね?でも、ビジネス・コンセプトを説明したところが一言だけありますよね?それは・・・

「オフィス用の文具とか注文したらその日か明日には届くの」

これがアスクルの強烈なUSPを持ったビジネスコンセプトです。すごく短い一言ですが、それでも聞いたBさんは、そのコンセプトに驚いています。

それだけ強烈なビジネス・コンセプトだということです。

あなたの今やっているビジネスは見込み客に口頭で説明して、すぐに欲しくなるようなコンセプトになっていますか?

インターネットビジネスだったとしても、説明もできずに、相手が反応もしないようなコンセプトならいくらネットで売っても売れないということです。

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