「会社を辞めて独立する時にどんな事業をやるべきか?」
もしあなたがこう悩んでいるのであればその答えは1つしかありません。
儲かる事業をやるべきです。
「そんなの当たり前だろっ!!」
と怒られそうですがそんなことはありません。
僕はほとんどの人が一番最初にはじめるビジネスで儲かる事業をやっていないと思いますよ。
だから上手くいっていないんだと思います。
「好きなことをビジネスに!」とか言っているヤツは…
最近結構多いですね。
「自分の好きなことをビジネスにしましょう」
とか言っている人たち。
いますよね~。
こういう言葉に反応する人がいるのは事実なんです。
これは日本が物質的には満たされて、精神的に満たされていない人が多いことが背景にあります。
会社員をやっている人のなら、
独立をして自分でビジネスをやりたいなと一度は考えたことがあると思うのですが、
こういう「好きなことをビジネスに」というのは
- 「自分でビジネスをやりたい」
- 「精神的に満たされたい」
この2つを一気に両方満たそうとしているのです。
だから上手いかないんです。
もちろんこれが熟練した起業家であれば十分に可能だと思います。
何度もビジネスを立ち上げて失敗の経験もある人であれば、
呼吸するように事業を作っていけるので、
自分が精神的に満たされるような内容の事業をやっていくことはできるでしょう。
けど、初めて事業をやるときに商売をやったこともないのに、
いきなりよくわからない「好きなこと」という我が入った基準は持つべきではありません。
ビジネスを美化しすぎ
そもそもビジネスを美化し過ぎている人が多いと思います。
ビジネスをやるのってそんなに立派なことなんですか?
ビジネスは所詮お金儲けですよ。
事業をして儲かっている人は、
お金儲けをしているから儲かっているんです。
「私は人のために役立つことをしているんです」
とか言う人いますけどそんなの当たり前でしょ?
だってお金儲けをしているんですから。
人の役に立ってなくて、人に価値も提供できていないのに、
お金儲けができるわけがありませんよ。
そんなの当たり前でしょ。
ぶっちゃけ、
- 「私はみんなを笑顔にしたいのです」
- 「私は社員の喜ぶ顔がみたいんです」
- 「私は自分の好きなことをやっているんです」
と言っている人に限って利益出てない人多いです。
こんなことわざがありますよね?
二羽の兎を同時に捕まえようとする者は、結局は一羽も捕まえられないということからいった西洋のことわざ。
二つの物事を欲ばってどちらも失敗したり、中途半端に終わるものである。
また、一つの物事に集中せずあちらこちらに気を取られることへの戒めの意味を込めて使うことも多い。
はい誰もが知っている『二兎を追う者は一兎をも得ず』ですね。
多くの事業をやろうとしている人は、
お金儲けをする以外の欲望がありすぎるんです。
自分の人生と自分がやっている事業は関係がない
ビジネスをする時にお金を稼ぐ意外の欲望が出てきてしまう原因としては、
事業に対して過度な期待をしているのだと思います。
自分の人生の多くをその事業に捧げようとする。
つまり、事業そのものが人生になってしまうということです。
僕はそれは危険だと思いますし、
つまらない人生になってしまうと思っているんです。
自分の人生と事業はそんなに深く関係しないといけないのでしょうか?
僕はたくさんの事業を作ったり売却したりしてお金を得ていきたいと考えていますが、
たくさんの事業を作ってどれもに人生のすべてを捧げていたら、
体が持ちませんしとてもじゃないですが自分の人生を生きることができません。
そのためには、
「ビジネスはお金を儲ける手段の1つのしか過ぎない。それ以外のことは期待しない。」
ぐらいのレベルでいいんですよね。
昔にくらべてビジネスって簡単にスタートできるようになりましたし、
簡単に辞められるようになったわけですから。
とくにこれから会社を辞めて独立しようとしているのなら、
徹底的にお金を儲けることにこだわってほしいと思います。
これはできるだけ多くの人が成功するにはという意味です。
もちろんずば抜けて能力の高い人は、好きなことをやろうが、何をしようが、いきなり事業を成功させることができる人はいます。
けど僕自身がずば抜けて能力のある人間ではないからこそ言えることです。
僕が稼ぐことにこだわってなかったら未だに会社員をして日々過ごしていると思いますよ。
コメントを残す