「サラリーマンを続けながら副業をした方がいいでしょうか?それとも会社を辞めるべきでしょうか?」
これは、今からビジネスをはじめてみたいと考えている人からよく受ける相談です。
人によって事情はいろいろ異なるとは思いますが、
会社員を続けながらやったほうがいいか辞めてしまった方がいいのか、
僕の経験を含めて2つのポイントをお話しします。
僕の場合はどうしたか?
僕はあなたと同じように以前はサラリーマンをやっていました。
結論から言うとサラリーマンを続けながら副業でやっていた方です。
僕の場合は「よしビジネスをやろう!」と思ってすぐに会社を辞めてしまう程、
正直ビジネスで成功する自信がありませんでした。
案の定、自分でビジネスをやっているつもりのものが6ヶ月経っても1円も稼げないという経験をするほど上手くいきませんでした。
そう考えると、サラリーマンを続けながらやるという選択は正しかったのかもしれません。
しかし、僕はビジネスをやろうとした時は既に
「自分は起業家としてやっていく」
というマインドを持っていたので、
もし会社をすぐに辞めていたら辞めていたらでなんとかなっていると思っています。
もちろん苦労はしていると思いますが…。
今あるものを捨てずに新しいものを得ようとするのはそう簡単ではありません。
結局、僕の場合は自分でビジネスを始めてから約2年間ぐらいは、
会社員を続けながら副業でやっていたということになります。
ポイント1.副業で稼いでいる人は、実は「副業」でやっているという感覚は持っていない
僕は会社員をしながら自分のビジネスをやっているときに、
「副業」をしているという感覚はいっさいありませんでした。
他人からすると僕は副業をやっていることになっていたのかもしれませんが、
自分のビジネスをやって会社員もやっているという感覚でしたので、
「副業」と言われることに違和感があったほどです。
僕のプロフィールにも書いていますが、
サラリーマンであるのにもかかわらず自分のビジネスで年収1億円を稼いでいた方にお会いしたときに正にそれを感じました。
そもそも自分が会社員であるような雰囲気や言葉はいっさい発することはありません。
あくまでも自分は起業家(事業家)であるという感覚を持たれていました。
もちろんサラリーマンをしながら年収1億円を稼ぐレベルなのでキャッシュポイントも2つや3つではありません。
僕お会いしたその方は12~15のキャッシュポイントがあるとおっしゃっていましいた。
つまり事業の数も1個とかじゃないのです。
ですので会社の給料は数多くある12~15のキャッシュポイントあるなかの1つという感覚なのです。
なので、もしあなたがこれから会社員をしながらビジネスしようと考えているのなら、
「副業をやる」という感覚は持たない方がいいでしょう。
つまり、副業という感覚を持った瞬間に本業(給料)を上回ることは難しくなるということです。
ポイント2.辞めるか辞めまいかの悩みは経済的な問題がボトムネックになる
さて、もしあなたが「ビジネスをするために会社を辞めようか?それとも続けようか?」というところで悩んでいるのであれば、辞めることによってどういう問題があるでしょうか?
「ザ・ゴール」で有名なゴールドラット博士が提唱する制約理論の思考プロセスで考えてみます。
ちょっと例で問題を出してみましょう。
UDE
- [問題1]家賃が支払えない
- [問題2]安定した収入が無いことが不安になる
- [問題3]車のローンが未だ残っている
- [問題4]会社の看板で自分を名乗れなくなる
こんな感じでしょうか。
会社を辞めるかどうかでこれからが問題だとします。
そして[問題4]は会社を辞めることによって会社の看板で自分を名乗れないという問題は、
そもそもなぜ会社の看板で自分を名乗る必要があるのでしょうか?
それは相手に信用してらもいたいからですよね?
じゃあ、なぜ信用してもらう必要があるのか?
それは何かしらの商品やサービスを提供してそれを購入していただくためですよね?
ということは会社の看板で自分を名乗るのは売り上げを上げるためということになります。
つまり、お金を稼ぐためだということです。
これで4つの問題はすべて最終的にお金で解決できることがわかります。
「経済的な問題」がボトムネックになっているということです。
ここで僕が言いたいことは、人によって会社を辞めるか辞めないかの悩みの問題は違うと思いますが、
ほとんどが経済的な問題ですので複雑に悩む必要なないですよ、ということです。
経済的な問題が無いのであれば辞める。
経済的な問題があるのであれば辞めない。
という判断です。
そう考えると僕の場合は会社をすぐに辞めなかったのは、
辞めると経済的な問題が起こるという状態だったからですね(笑)
まとめ
サラリーマンを続けながら副業ではじめる場合は、
「副業」という感覚でやると給料以上の金額を稼ぐのは難しいということ。
会社を辞めるか辞めないかで悩む場合のほとんどの人の問題点は経済的問題がボトムネックになるということでした。
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