事業を自動化させてほったからしで収入を得るために必要な2つのもの

「オレは会社を辞めて自分でビジネスをはじめるんだ」

こう意気込んで事業を始めた人が会社員時代よりも時間に追われ忙しく、
自分が会社員時代より労働をせざるをえない。

こんな状態になっている人は決して珍しくありません。
もちろん僕も会社から独立をして労働をしていることもありますが、それはすべて自動化をさせるために労働をしています。

もしあなたがこれから独立をするというのであれば無駄な失敗をしないためにも、事業を自動化させてほったらかして収入を得るための心得を知ってほしいと思います。

なぜ多くの人が独立しても時間のお金も無いのか

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多くの人は独立しても時間もお金もありません。
独立する前は、

「自分のお店を持って一国一城の主だ」
「自分の好きなスタンスで仕事をしていこう」

と希望を持っていいたはずですが、
独立をして希望すらなくなってしまう人もいます。

この原因は1つしかありません。
自分が事業の売上の仕組みに入ってしまっているからです。
ほとんどの原因がこれです。

たとえ話をちょっとしてみましょう↓↓↓

イタリアで修行をして日本に帰国してお店を出した料理人のAさんは、
奥さと一緒に東京にイタリアンのお店を開業しました。

オープンした当初はお友達やこれまで付き合いのあった仕事仲間も来店してくれて繁盛しました。
自分が長年海外で修行してきた味を自分のお店として料理を提供できることにAさんは誇りを持っていました。

しかし、お店をオープンした時から忙しく売上はそこそこ上がるものの、
実際に手元に残るお金は多くはありません。

Aさんは毎日良い食材を仕入れるために朝4時30分には起きて市場へ出かけます。
市場から帰ってきたら仕込みをして朝のお客さんに備えてます。

そのまま夜は22時まで営業をしているので、
片付けをして集計をしてお店を閉めて自宅へ帰るともう0時を過ぎています。

Aさんの奥さんは接客を手伝ってくれているので、
お店がオープンした当初は楽しくやってくれていましたが、
毎日毎日立ち仕事で足や腰に負担がかかるようになってきました。

最近、A夫妻はまだ30代後半と若いのにもかかわらずすごく老けてきて、
お店の雰囲気もどんよりしてきた空気になってきていました。

以前のように活気のあるお店ではなくなり常連さんも少しづつ減っていく一方です。
売上が減ってきたために利益も減り収入も減ってきています。

Aさんはお店を続ける意味がわからなくなってきていました。
そもそもなぜイタリア料理をやる必要があるのか?
というような思考になってきていました。

Aをさんは自分がこれまで20代から海外で修行してきたイタリア料理自体が嫌いになってしまいそうでした。

奥さんはわずかな休みの間に大学の同級生と久しぶりに会って、
毎日旅行や買い物をして楽しく過ごす同級生の人生が羨ましく思うようになりました。

「アタシ、どうしてこんなに毎日お店を頑張らないといけないんだろう・・・」

奥さんは、なんとAさんとの離婚を考えるようになっていたのです。

・・・はい、ここで終わりです。
このイタリアンのお店をしているA夫妻の話を聞いてどう思いましたか?

大変ですよねー?

自分が事業の売上の仕組みに入ってしまうと、
ここまで悲惨な方向へ向かうことも珍しいことではありません。

誰も事業をして家族まで破たんさせるようなことは望んでいないはずです。

自分が売上に加担しようとすることがそもそも間違いだということなのです。
本来、自分と事業は切り離して考えるべきなのです。

では、逆に自動化させるためには何が必要なのでしょうか?
自動化でキャッシュを生み出す正体があるとしたらそれな何なのでしょうか?

それは「プログラム」と「人」です。
ビジネスを自動化させるのはこの2つしかありません。

もしあなたの周りで全く働いていないのに、
莫大な収入を得ている人がいればその人は、
「プログラム」または「人」を上手く利用しています。

1つずつ見ていきましょう。

自動化でキャッシュを生み出す正体1:プログラム

program

「プログラム」というと何か難しいコードやプログラミングを思い浮かべるかもしれませんが、自分でコードを書くという意味ではありません。

僕はインターネットを使ったビジネスをやるのは必須だと思っていますが、
インターネット自体がプログラムです。
プログラムで動いています。

ティム・バーナーズリーという計算機科学者が開発した、
World Wide Web(WWW)という「プログラム」のおかげで、
僕らは常にインターネット上で多くの人が繋がることができています。

インターネットを中心としたビジネスをしている業者(個人・法人問わず)が、
少ない人数で大きな利益を得られているのは、
この「プログラム」による自動化が大きいのです。

たとえば上場企業の一覧を見ても、
IT系の企業は他の業種に比べて極端に従業員数が少なく利益率が高いです。

上場企業の平均利益率が4%と言われる中、
いIT企業の利益率は50%前後だったりします。

これは正に商品から販売方法まで何から何までプログラムで動かしていることにつきます。

働いている従業員は更に「プログラム」を書く、
プログラマーやエンジニアがほとんどだったりします。

僕らのような数人でやるような事業や個人事業の場合でも同じです。
プログラムを利用することによって事業を自動化できます。

身近な例で言うと、
twitterのフォロワーを増やすために、
自動フォロワーツールを使うとかですね。

セールスレーを書いて、
インターネット上にアップしておくことは、
24時間働く文句を言わない営業マンを
雇っているのと同じことになります。

これらはプログラムによる自動化です。
あなたが何もせずに売上を上げてくれるのです。

よく”ネット上に自動販売機を置く”
というような表現をしたりしますがそれですね。

一人でも月に何百万、何千万という金額を稼げることができてしまうのでは、
完全にこの「プログラム」のよる自動化なのです。

これが正体の1つです。

自動化でキャッシュを生み出す正体2:人

事業の自動化の正体:人

そうしてもう1つの事業の自動化の正体は「人」ですね。
これは当たり前と言えば当たり前かもしれませんが、
意外にその当たり前をやっている人は少ないのです。

自分の事業は自分以外の「人」が回している状態です。
つまり、自分は事業オーナーということですね。

とある勉強会で知り合った方で、
四国の田舎で整体院を何店舗も持っている
事業オーナーの方がいます。

その彼は週2日しか働かないんだそうです。
もちろん自分も整体師としての資格は持っていますが、
自分が直接お客さんを施術することは無いのです。

さっきの、例に出したイタリアンのシェフの人とは真逆ですね。
自分は技術はあるんだけでおも料理は作らずに人に料理を作らせているということです。

これらはすべて自分以外の「人」によって事業を動かせています。

50歳代や60歳代の経営者や事業オーナーって、
なんかすごい人格の出来ている方だったり、
人情深い方が多いと思ったことないですか?

それは、それだけ「人」を動かす力を持っているからなんです。

まあそもそもインターネットが
普及していなかった世代の人たちです。

プログラムで動くのは工業製品ぐらいのもので、
自分と事業を切り離すためには「人」を動かすしかなかったんですよね。

なので、彼らが「人」を動かすための
掌握術みたいなのが優れているのも事実です。

良い意味でですよ。

しかし、「人」というのは感情を持っていますので、
感情を持っている「人」を
動かすのはそう簡単ではありません。

事業オーナーも経営者も、
「従業員が思うように動いてくれない」
というのが悩みのほとんどです。

そう考えるとインターネットを使った
ビジネスは「プログラム」によって
自動化できる場面が多くあって魅力的です。

別に、自分でプログラムを書く必要はありません。

今は既に便利なツールがたくさんありますから、
そういうのをどんどん利用していけばいいのです。

もちろんいきなり何でもかんでも
自動化することは難しいです。

最初は自分が売上を上げるためのシステムに入って労働をすることも多々あります。

しかし、最初から自動化を意識してやるのと
やらないのとでは後々大きく変わってきます。

一度がんばれば、
後は自動でキャッシュが生まれる仕組み。

ここを最初から目指すのです。

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