僕の運営しているビジネスコミュニティは「組織に向かない人」が結構集まってきます。なぜかというと僕自身が組織に向かない人間だからwww
組織に向かない人なのにコミュニティってどいういうことやねん!って話ですが・・・。
僕は集団行動ができない人の気持ちはよくわかるで自分のコミュニティ作りも組織に向かない人でも心地よく活動できることを心がけています。
その僕のコミュニティのメンバーの人たちで集まって先日ビジネス実践会をやってきました。個人でゼロからビジネスを立ち上げるためにコア(核)となる部分を決める超実践型のものです。
せっかくなのでできる範囲で簡単なシェアをします。
悩み1:「具体的に何をやったいいかわからない」
以前マーケティングの講座を受けて「セールスライティングが大事だ」と聞きました。それはそれでわかったんですが、じゃあ具体的に何をやっていけばいいかというと不明なところです。
このような悩みはTさんに限ったことではありません。
特にゼロからビジネスをやっていくとなった時に発信のネタが決まっていたとしても何からやっていけばいいかというのがわかりません。
ビジネス講座って概論は教えてくれるけど、じゃあ具体的にどうするの?っていうところは教えてくれません。っていうかそこは個別具体なので個別にやるしかないんですよね。
なのでできるだけ今やろうとしているネタで具体化できるような作業をメインにバンバンやっていってもらいました。
Tさんはご自身の趣味をネタにビジネスをやっていくのですが、特にここで議論したのは「どのポイントだったらお金を払うか?」というところです。
既に市場はあって競合もたくさんいるので人がお金を払ってでも解決したい分野であることは間違いありません。
そこでTさんがどのようにブランディングをしていくかどこを強みにしていくかを実践会にいた人たち全員でブレストをしまくりました。
悩み2:「何を優先して作業をしたらいいかわからない」
次に別のメンバーにあった悩み。
という内容。この方の場合も既にビジネスとして発信していくネタはあるしそれだけの実績もある。おいしい料理を作るだけの良い食材はある状態。
さっきとは逆で、どう組み立てをしていけば早く成果に結びつく方向にいけるのか?またそれに対しての具体案や参考事例を見ながらこれも皆でブレスト。
既に販売経験のあるネタではあったんですが、その後の流れも考えたときに商品をどう売っていくのがいいかを考慮した上での設計。
あと、そもそも問題になるのが頭では理解はできるけど行動にうつせないという場合。これもスタートアップでよくある悩みですね。
こういう場合は大概は自分一人だけの目線になっていることが多いので、他の事例を出しつつもう少し俯瞰した目線で見てもらうことで自分を客観視して気づいてもらいました。
断片的な要素を整理していった
今回、参加していただいたメンバーが持っていた悩みというのは特にめずらしいわけではなく、具体的な部分がわからないことがあれば抽象的な部分がわからないということは誰にでもあります。
基本的に断片化されたものは頭に入っていることが多く、いかに売れるようにするためにその断片化された要素を抽象化したり具体化したりするこでビジネスになる流れにしていくかという作業をしました。
これをゼロからスタートする人が1人でやろうとすると、本当に大げさではなくこの日1日でやったことを1年ぐらいかけてやってしまうことになります。
なので先人に教えてもらいながら進めるというのはやっぱり大事ですね。
あとは実際に作業をしつつも、軌道修正しながらやっていくことで成功への道がひらけてきます。
組織に向かない人たちは、組織に属せないわけではない
今回実践会に参加したメンバーの中には誰もが知る有名な企業に長年属されている人もいて、会社員ができないというわけではありません。
むしろしっかり組織にも属しながらも個人の裁量でできる働き方を模索されて今にいたっています。
一緒にコミュニティを運営しているmassyさんも元は自衛官でバリバリの組織に属していた人ですが、massyさんもそれを一生に続けるということに疑問をもって今があります。
組織に属すのがダメということではなく、それよりも、
- もっと自分が充実感を得られる働き方はないか?
- 自分の性質に合った働き方はないのか?
- 本当に組織に一生属するのがいいのか?
とまずは疑ってみることからはまります。
今回参加していただいたメンバーの方にはまず早く目に見える成果を上げて欲しいと思います。以上、コミュニティメンバーの実践会でした!