貧乏⼈が貧乏であり続ける理由をザ・リッツ・ カールトンホテルで体感してもらった。300円で買えるワインを6000円で飲む意味。

レンガです。

なぜ貧乏人が貧乏であり続け、裕福人が裕福であり続けるのか?

先日上級企画参加者の人に僕が買ったことがある高単価なサービスや店を1日紹介して連れ回していた。

そして、最後にザ・リッツ・カールトン東京ホテルに一部屋ずつ泊まってもらって。

それだけでいかに自分の世界が狭かったかを思い知らされたと思う。

そして感覚が変わる。

(地方在住の人が多かったんで、東京への引っ越しへの意欲も増したみたい。まあそりゃそうだろーと僕は思うけど)

そのとき僕が客室で飲んでいたのは冷蔵庫に付属されているたった200mlしか入ってない6000円のノンアルスパークリングワイン。

このスパークリングがうまいかどうか?

そんなもんはぶっちゃけわからん。

だし、味とかどうでもいい。

ザ・リッツ・カールトン東京というのは、
六本木のド真ん中にある。

ホテルから2分も歩けば、
そこにはファミマもセブンもある。

持ち込みNGではないし、
スパークリングワインを飲みたけりゃそこで300円で買えてしまう。

だから別に買って持ち込んで飲んだっていいわけ。

じゃあ、なぜ冷蔵庫に付属されているアルコールも入ってない6000円のノンアルのスパークリングワインなんか飲むのか?

なんか意味があんのか?

別に意味とかない。
金額自体にも意味はない。

実はこの感覚を養うことが重要で。

「別に6000円だろうが1万円だろうが、冷蔵庫の飲めばいいんじゃね?」

という人間は無限にいる。
その事実を知ること。
体感すること。

「え???これ1杯飲むだけで6000円もするんすかっ!!?え!!?それだったら向かいのファミマで300円でアルコール入ってるスパークリング買ってきた方がお得じゃないですか〜!!こんなんで6000円とか詐欺じゃないですか〜(●`ε´●)」

とか思うような人間は、
そもそもこの空間にいない。

そして、「なんで2分歩けばコンビニで300円で買えるスパークリングワインを1杯6000円で飲まなきゃいけないんですか!!!」

と思うような人間をリッツカールトンは客として最初から相手にしていないということが言える。

それは客室に行くエレベーターで出くわす客の持ち物や服装を見るだけでも感じとれる。

その日芸能人や各業界の大御所も来る1杯1万円以上するコーヒーの店も連れていったけど、

そのお店に、

「なんでコーヒーが1杯1万円もするんすかっ!!!しかもあんまりウマくないじゃないですか〜(●`ε´●)」

と言う人間は絶対に来ない。

そう。

貧乏人が貧乏であり続ける理由の1つは、

金額の額面だけで判断し「直接利益」しか飛びつかない
ということだ。

コーヒー1杯1万円

と言われたら

・その目に見える額面の数字
・他人に定義されたもの

でしか判断できないから自ら体験することもない。

「そんなんファミマの180円のコーヒー買った方がコスパいいじゃないですか〜」

そういう奴には、うん。まあそうだよね。頑張って。一生そうやって頭腐らせといて。180円のコーヒー買い続けてね。と言うしかない。

けど、どうだろう。
もし、

・日本一のコーヒーを飲んだ体験談を話すことで自分に興味を持ってもらえる

・どんな社長さんでも来たことがない店を紹介できることで自分への信用度が一気に上る

・一流のものに触れる体験をすることで自分に自信がつく

・メディアにも取り上げられて芸能人も来る店を知っておくことで女性をデートに連れていく場所の引き出しが増える

・普通のカフェでコーヒーを飲む度にこの経験の話ができる=また自分に興味を持ってもらえる

・コーヒー通の人間とも対等にコミュニケーションが取れるネタができる

・ドトールで売ったら1万円のものが「0」2桁付けて売れるかもしれない

・面白い体験をしている人間だという風に見られる

・不動産や保険など高単価な商品の商談をする場所と使うにも他のセールスマンと絶対にかぶらない

っていうのが手に入るなら、
一度体験してみようと思わないだろうか?

実際行ってみると、わかるんだけど、
ワイングラスに入れて飲めるのもあるからお酒が飲めない人でもワイングラスで飲む高級感を味わえる楽しみなどもある。

それを紹介できるだけでも、
1発で人から信用されることができる。

いつも楽しませてくれる人間だと思わせることもできる。

これが、
裕福になる人間が大事にしている「間接利益」

だけど、
残念ながらこの間接利益というのは目に見えない。

お店のホームページに、
「ここに来れば女性のデートで喜ばれたり、不動産売ってる人は商談の場として使える1つになりますよ(^^♪」
なんてことは書いていない。

だから額面や目に見える情報で判断して、直接利益しか飛びつかない人間が一生来ることはない。

単に1杯1万円するコーヒーとしか思ってないから。

けど、裕福になる人間は、
こういう体験から間接利益を享受しはじめる。

特にビジネスなんかやってたら、
相手はお客さんなわけだから、

・どうやって相手を楽しませようか?
・どうやって相手が知らない世界を知ってもらうか?

というマインドに変わってくる。

つまり、

それがビジネスでいう、
ファンに繋がったり、
リピートされることに繋がったり、
最終的に「直接利益」に変換されていく。

その感覚がわからないから、
貧乏人は貧乏であり続ける。

いつも同じものを食って
いつも同じ人間としか付き合ってなくて
いつも家と会社の往復しかしていない。

単純にそんなやつの話聞きたいと思わないよね?

もし現実の世界でドラクエのように、
経験値を【EX】として目に見える数値化したら、

貧乏人のEX:721
裕福人のEX:54,024

みたいな格差が明瞭になると思う。

日常でも、
「あの人の年収は○○○」とか
「あの人の資産は○○○」とか
いうニュースはあるけど、

「あの人の経験値は○○○」
と言ったりとかないしね。

けど、目に見える資産は、
目に見えない資産から生み出されている。

目に見える銀行口座の数字だけ重視して、毎年ちょっとだけ増えてFIREが目指せるとでも思ってんのか?

まあちょっと考えりゃわかることで。

独立起業していても、
1万円の商品をヒーヒー言いながら、
売ってるいる経営者もそんなもんよ。

世の中にそんな金額のコーヒーがあることすら知らないだろうし。

自分が普段から直接利益重視で、
コスパばっかり気にしてお金使ってたらそりゃそうなる。

そりゃ1万円の提案するのにすらビビってまうわな。

1万円なんか1杯飲んで一瞬で終わる。
そういう世界を知ってたらビビらない。
だってコーヒー1杯飲んだけで1万円やでって。

単に経験値の問題。

実際身銭切って体感してみるとわかる。

1万円で買えそうなパーカーが、
CELINEのロゴがついてるだけで
「0」が一桁増えて10万円。

こんなもんかと。

100万円のサービスを受ける。

こんなもんかと。

僕は参加費300万円の経営者会合に入ってるけど、
300万円払ってこんなレベルかって社長もいるし、

また、皆が人生かけてそれに参加してるか?
って言うとそんな人ばかりだけではない。

「なんとなくノリで参加してみました〜」

みたいな人間もいる。

それがリアルに感じられるのは、
実際に身銭切って払って体感しているからだ。

その感覚は目に見えない。

2分歩けばコンビニで300円で買えるスパークリングワインを1杯6000円で飲む人間は無限にいることを実体験として体感するように。

こういう体験価値が、
将来の直接利益を生み出す資産にもなっている。

例えば、
ザ・リッツ・カールトンホテル東京の
スイートルームは1泊200万円する。

額面の数字だけ見ると、

「1泊200万円」

こんな部屋使うのありえない・・・
となって終わる。

けど、

スイートで1泊200万円使って接待して、
毎月200万円の利益が確定する法人契約が決まるならその1泊200万円は利用する価値が十分にあると考えることができる。

2年契約してくれたら、
200万円×24ヶ月=4800万円
の「直接利益」になる。

さらに、

・1泊200万円のスイートルームに泊まった経験談が語れる

・リッツのスイートで接待して4800万円の利益を獲得した法人契約ノウハウを売れる可能性もある

・セミナーを会議室ではなく、スイートルームで行うことで単価で300万円以上のものが売れるかもしれない(実際僕がお世話になってる経営者の一人はそうやって売ってます)

・単純にレビューしてそのホテルグループで使えるクレジットカードのアフィリしてる人もいる

みたいなことを考えると、
後々に直接利益になる間接利益はめちゃくちゃある。

まあ今日はこんな事例を、
実際に体験してもらって解説しまくっていた。

移動中のタクシーの中でも、
あれはこうでこうでみたいな解説もしていた。

自分で言うのもなんだけどおもろい1日やったと思う。

いかに早い段階で、
こういう感覚を養えるかどうか?

僕はそれを30代になってから養いはじめた。

けど、

絶対に早ければ早いほどいい。(身銭を切ってな。秘書とかキャバで社長に連れてもらうのはアカン。買う側の当事者意識が出るから身銭切れ。)


(出典【著】ビル・パーキンス『DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』)

これは、最近amazonでベストセラーの本の出典だけど、この著者は経験を「記憶の配当」として毎年膨れ上がるという主張をしている。

今回の僕の話で言うと、
元の経験ポイントが目に見えない「間接利益」で、記憶の配当のポイントが「直接利益」と言い換えることができる。

いかに早い段階で、
知識や経験に投資してくのが人生が豊かになるか?
ってのがよくわかる。

23歳で使える100万円と、
45歳で使える100万円はぜんぜん違う。
95歳で使える100万円とか・・・もうね・・・

そう考えたら20代30代の最強シーズンを、
資産運用でFIRE目指すってだいぶクソな啓蒙やと思うわ。

それに、
男性なんかは単純に経験値が高いと、
女性からモテやすくもなる。

女性は男性より、

・雰囲気
・オーラ
・第六感

みたいなのを感じ取っているので、そういう面でも有利になる。

そして、その自信みたいなのが、
また次の顧客や女性に伝わり良い関係性に繋がり、
雪だるま式に裕福になっていくわけだ。

金銭的にも時間的にも精神的にも。

だから僕はずっと稼いだお金を、
僕よりも知識・経験がある人間に投資投資投資。

銀座のハイブランドな店に連れてもらったり、
5つ星ホテルに連れてってもらたり、
いろんなきっかけや機会をいただいている。

ありがたいことに、
目に見えない部分を言語化して解説してくれるから、
目に見える資産に繋がる動線が見えてくる。

そういうきっかけをもらうからこそ、
あとは自分で広げていって感覚を養える。

ほとんどの人は、
生きててそんな”きっかけすら”ないわけで。

まあだから僕もそういう企画をやってるってのもあるけど。

普通に人生変わるレベルの体験やしな。

そういえば、
僕が大阪に住んでいるときこんな出来事あった。

それは玉出という激安スーパーで出くわした。

オバちゃんが旦那さんらしき人に向かって怒鳴り散らしている。

「1円でも安いところで買いたいねんから!!!」

思わずそのオバちゃんを凝視してしまった。

あの場面とその言葉が
今でも頭からこびりついて離れない。

たぶんなんか野菜の値段を
他のスーパーと比較してたんだと思う。

けど、すごいなんかヤダなーと感じた。

こんなふうにはなりたくないなーみたいな。

今思うとその玉出にいたオバちゃんは、
目に見える金額の額面だけで判断している典型だと思う。

ただ、僕も人のことはエラそうには言えない。

そのとき僕は、
目に見える金額の額面だけで判断して、
激安の玉出のスーパーで買い物してたわけやからなー

レンガ

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