この動画では、なぜ僕が初めて会った人としかも自分は無名で相手は有名な人でもあるにもかかわらず業務提携の交渉が成立したのか?というお話をしました。
- 相手のことを知り尽くす準備をする
- 相手の話をひたすら聞く
- 相手の重要感を持たす
この3つが重要なポイントになります。ここでお話した内容はビジネス・パートナーだけの交渉だけに留まりません。
交渉相手は自分の好きな異性でもかまわない
もしあなたに意中の女性がいたとします。来週の土曜日はその女性とデートです。あなたは何としてもその女性をその夜口説き落としたいと考えています。さてあなたはまず何をしますか?
1.その子の好きな趣味や興味のある分野、そしてどういう雰囲気のお店が合うかをリサーチをする
下調べをすることは非常に重要です。これが動画でお話した「相手のことを知り尽くす」の部分になります。その女性が普段どのエリアで生息しているのかがわかれば、その女の子が普段行かないようなエリアのお店に連れていくと喜ばれるかもしれません。
その女の子がお嬢様のような子なら意外にお洒落なイタリアンのお店よりも立ち飲みのようなお店が新鮮で喜ばれるかもしれません。それは相手のよって変わりますよね?
また、趣味などを徹底的に調べておくことが大事です。好きなブランド、好きなお店、好きなアーティスト、好きな有名人。
そこまでしないといけない?と思うかもしれませんが、交渉を成立させる、つまり自分が思い通りに心を動かせたいのなら相手と調和する必要があります。
この準備で「この人は私のことをわかってくれる」と思わせられるかどうかの大きなポイントとなるのです。
2.お店に行けばひたすら女の子の話を聞いてあげる
なんかこれ恋愛ノウハウみたいになってきましたね(笑)?けどここは本当に重要なところで、これを実践するだけで相手の人の心を掴むことができるのです。
王道の掌握テクニックと言っていいと思います。
続けます(笑)。お店に入ったらモテない男はここで自分の仕事の自慢話しをしてしまって、「へ~」とか相槌を打たれてはいますが女の子にとって永遠と興味のない話をしてしまいます。しかし、モテる男はそんなことはしません。相手の女の子の話を聞いてあげるのです。
「仕事大変なんじゃない?ストレスとかたまってそうだけど・・・」
とか言って、日常の鬱憤を晴らしてもらうように誘導します。そうすることによってあなたはその女の子のよき理解者となるのです。
3.その女の子が自分にとって特別だということをさり気なく言う
この動画では
- 「先生の考え方に共感しました」
- 「先生は今の日本にとって貴重な存在です」
- 「先生のような人は他に知りません」
というような感じで相手の重要感を持たせたとお話しました。これも相手が意中の女性でも同じです。
その女の子に「ちょっと他の女の子とは違うよね」というようなまずは他の女の子とは違う特別感があるようなことを言ってみたり、「街にいても際立っているっていうかオーラあるよね?」みたいなことを言うことで自己の重要感を満たせてあげます。
それだけで相手の女の子はあなたにちょっとずつ心を開くようになります。
リンカーンの書簡の冒頭に「人間はだれしもお世辞を好む」と書いたのがある。
(引用:『人を動かす』デール・カーネギー)
とあるように男でも褒められたりお世辞を言われたりすると嬉しいものですし、ましてや女性はお世辞を言われて嫌な気になる人などいません(もちろん言い方にもよりますが)。
相手から必要とされる自己重要感は他人がいないと得られない
- 健康や長寿
- 食べ物
- 睡眠
- 金銭で買えるもの
- 性欲の満足
- 子孫の反映
- 自己の重要感
上記のように人間には多くの欲求があります。ただ、マズローの欲求でも言われているように低次元の欲求から高次元の欲求まであり、自己の重要感を満たすのは「承認の欲求」や「自己実現欲求」の部分に当たります。
この高次元の欲求は言っていまえば「人に必要とされている」という自己完結できない欲求になります。つまり、あなたが交渉したい相手に対して、普段あまり満たされていない相手の自己の重要感をあなたが満たせてあげることができるのです。
そうすれば、自然と自分はこの人から必要とさると感じるようになりあなたの求めることを受け入れてくれやすくなるのです。
まとめ
相手を動かすなら
- 相手のことを知り尽くす準備をする
- 相手の話をひたすら聞く
- 相手の重要感を持たす
は必須。そしてビジネスシーンだけでなく異性や知り合い上司や部下も動かすことができます。人と接する時にこの3点を意識するだけでも大きく変わっていきますよ。
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