この動画はコピーライティングで、お客様のベネフィットを書き出すために使う9つの欲求について解説しています。
9 つの欲求に訴えかけるベネフィット
コピーライティングでは、顧客のベネフィットを洗い出すことは必須です。その洗い出しをする際に、この9つ欲求を元に訴えかける言葉を洗い出しをすれば、だいたいの種類がカバーできます。
benefit
- 「時間」
- 「努力」
- 「お金」
- 「富・名誉・名声(欲)」
- 「美・性」
- 「快適さ・苦痛がない」
- 「反社会性」
- 「希少性」
- 「興味性」
- 「具体性」
利用用途
これらは利用用途として、
- 電子メール
- セールスレター
- 手紙
- facebookなどのSNS
- FAX
- ダイレクトメール
- 商品名作成
- その他、Webページ
と、コピーライティングをするあらゆる場面で使うことができます。『セールスレターのヘッドコピーの作り方と19の例文』では、9つの欲求のベネフィットを実際にセールスレターのヘッドコピーでどのようにして使うのかを解説していますので、例文を見て参考にしてください。
ベネフィットの具体性とは
上図や動画でも解説しているベネフィットの中に「具体性」という項目があります。この「具体性」は、どの項目にも当てはめてることができます。「時間」+「具体性」、「お金」+「具体性」、「美・性」+「具体性」といった具合です。
これはコピーライティングする上で「いかに細かいディティールの表現ができるか」がテーマになるということです。
なぜ、細かいディティールの表現が必要か?
顧客のベネフィットを出していくときに、なぜ細かいディティールの表現が必要になるのか?
それは、ディティールが細くなればなるほどお客さんがイメージしやすくなるからです。ディティールが細かくなればなるほど臨場感が溢れるようになります。
人間心理や行動の発端は脳からの信号が発端になります。人間が文章を読み進めていくことによって生じる反応はすべて、読んでいる人の脳がイメージをした結果行動を促しているのです。
言ってみれば文章で画を見せているという感じですね。
ラジオ放送の実況アナウンサーのディティールの細かさはピカイチ
そういう意味では、ラジオ放送のスポーツの実況をしているアナウンサーのディティールの細かさはピカイチです。ラジオは聴覚だけを頼っているわけですから、リスナーに言葉を聞くだけで状況をイメージしてもらわなければいけません。
例えば、甲子園の高校野球を実況しているとします。
(例1)
マウンド上の菊池。
(例2)
炎天下の中、燃えるように熱い投球を続けるマウンド上の菊池。
さて、どちらが脳の中でイメージがしやすいでしょうか?決まってますよね?(例2)の方です。
(例1)は今ピッチャーをしているのは菊池だということしかわかりませんが、(例2)は夏の暑い中、試合時間もだいぶ経過してピッチャーの菊池が奮闘している様子がこれだけでも伝わってきます。
これがディティールの細かさです。
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