この動画では、ブレインダンプのやり方についてお話をしました。
ブレインダンプをして出てきたものに対して紙を交換して「ブレインストーミング」をすると更に良いアイデアや自分では気づかなかったことを発見することができます。
dump=放り出す、吐き出す、捨てる
dumpは、「投げ出す」とか「放り出す」とか「捨てる」などの意味合いがあります。
スクリプト言語のPHPで「var_damp()」という関数があるのですが、これも同じで変数(variable)の中身を放り出してくれるために用意されています。
ですので「バーダンプ(var_dump)」同じようにブレインダンプと言えば、上のイラストのように脳にあるものを紙にどんどん吐き出していくというイメージを持ってください。
ブレインダンプのやり方
How to Brain dump
- 真っ白なところに頭に浮かんだことをそのまま書く
- 1テーマ5分などと時間を決めてやる(短い時間の方が効果あり)
- 時間内は絶対に手を止めてはいけない
- 頭がスカスカになるまで書く
複数テーマがある場合は1テーマの時間を短くする
例えば、ビジネスのネタを決めるためのブレインダンプをするのであれば、
- 今まで一番お金をかけたこと
- 得意なこと(「すごい!と言われたこと」)
- 使える人脈や環境
- 自分の興味あるもの
- ビジネスになりそうなもの
- これから流行りそうなもの
- これから需要になりそうなもの
これからの7つをブレインダンプするのですが、こういう場合は1テーマにつき5分ぐらいの短い時間で結構です。あまり長い時間やると、「吐き出す」作業ではなく脳が考え始めてしまうからです。
実際、ブレインダンプをどうところで使っているのか?
ブレインダンプが何でも使えると言われてもどう使えばいいのかイメージできないかもしれないので、具体的に僕がこれまでやってきた例などをあげてますので参考にしてください。
ホワイトボードに顧客リストをとってどういう流れで商品を販売(アフィリエイト)していくかをブレインダンプした例
ブレインダンプは頭の中のものを吐き出す作業です。なので、箇条書きのように並列して思いつくことを書いていくのもアリですし、このようにフローを書いてしまうのもアリです。
大きなスケッチブックに自分の人生でやりたいことをリストアップしたブレインダンプの例
「人生でやりたいこと」という壮大なテーマで、小さい紙でちまちまやりたくなかったので大きなスケッチブックを買ってきてブレインダンプしています。
綺麗に書く必要は無いし、文字である必要も無い
重要なのは頭に浮かんだことをそのままアウトプットすることなので、その形式はどんなかたちでもいいのです。
文字よりもイラストを書くのが楽しい人はイラストでもいいですし、具体的な数字を書きたければ数字を書くのもいいでしょうし、マインドマップのようにしたい人はマインドマップみたいにすればいいです。
ただ、アウトプットしたものに対して見た目を良くしたりして凝るのはやめてください。目的は頭の中のものを吐き出すこととです。
ブレインダンプするとインプットしやすくなる
例えばですが、自分がこれから今までにない女性向けの下着のECサイト(ネットショップ)をするとします。
そのために、既に知っている既存の女性下着のECサイトでどんなものがあるか、また自分がどんなネットショップで買ったことがあるかなどをブレインダンプします。
そうすると、その後ネットサーフィンをして女性用の下着を販売しているECサイトを見ると「こんなコンセプトでやっているの〜」と頭にすーっと入ってきやすくなるのです。
これはブレインダンプをすることによって頭の中にあるものをアウトプットしそして整理されるという効果があるからです。
パソコンで「デフラグ」というツールがありますよね?あれは、ディスクに対して書き込みや削除を繰り返ししているとファイルの配置が不連続になり読み書きの速度の低下の原因になるのを解消するためにやっていますよね。
人間の脳も同じで断片化された情報を一度アウトプットすることによって次に入ってくる情報が処理しやすくなるというわけですね。
逆にアウトプットしないと頭の中が整理されないので情報をインプットしてもなかなか入りきらないかったり処理しにくくなります。
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