追伸の作り方(書き方)

この動画では追伸の作り方についてお話をしました。よく手紙の最後に書かれている「P.S.」(Post Script)てやつですね。

追伸はビジネス上のどんな場面で使えるか

よくあるコピーライティング講座などでは「追伸」というと、セールスレターの最後に書くものだと言われたりするので、ネットビジネスをやっている方はセールスレターのパーツの1つだと思っている人も多いかと思います。

しかし、ビジネス上「追伸」はセールスレター以外でも多くの場面で利用できます。例えば、

Use example
  1. セールスレター(Webページ)
  2. メール
  3. ブログ記事
  4. 手紙
  5. FAX
  6. facebookなどSNSなどの投稿

など、上記のように普段利用している文章を書く媒体なら『追伸』はどこでもつかえます。

どんな内容を「追伸」で書けばいいのか?

まず、セールスレターの場合は「追伸」が先に読まれることがあります。それは、読み手であるお客さんが最初に一番下までページをスクロールするからです。

ザーっとページをスクロールした時に一番下にあるのが「追伸」になりますから、そこで本編を読みたくなる仕掛けをすることが1つ有効です。

例えばですが

(追伸)
先ほどもお伝えしたようにもしこのトレーニングで効果がえなければ商品代金は全額返金します。それぐらい、当社は自信を持ってあなたに提供させていただきます。

など書いていると、「ダメなら返金してくれるのか」とそこに引っかかり本編を読んでみようという気になる人もいるのです。

また、読み手のお客さんを行動させるつまりNot Actの壁を超えさせるためににも追伸は使うことができます。それは商品理念を語ることです。

  • なぜ、その商品を売っているのか
  • なぜ、そのビジネスをやっているのか

これを追伸で語るのです。ページを最後まで読んでいただけるお客さんは、少なくともあなたの商品に興味を示してます。

お客さんがどうなれるかのベネフィットもお客さんが行動するきかっけになるのですが、ある程度お客さんを興味を惹きつけている状態であれば、あなたの理念はさらに惹きつけるポイントになります。

その理念に感動すればお客さんは行動するのです。

お手紙やセールスではないメール場合は追伸に一番言いたいことを書く

商品を売るためのセールスレターなら追伸は商品理念やなぜこの商品をすすめているのかというゴールデン・サークルの「Why」の部分を書きます。

普通の手紙やアポを取るための手紙の場合は一番自分の伝えたいことを追伸に書くと相手の心に響き効果的です。

追伸を書くときの注意

追伸はあくまでも本編ではない付け足しの文章です。追伸が、あまりにも長いと追伸としての機能を果たさなくなります。ですので、長すぎて読み手がウザったくなるような文章量は控えましょう。

もし、伝えたい内容が多くなりそうなのであれば、あらかじめ本文に組み込んでください。また、「追伸2」「追伸3」と追伸を複数追加してもかまいません。この場合は、かならずそれぞれの内容は独立させてください。

アクションしてもらうために一貫性のあるメッセージを貫く

お客さんを行動させる(成約をとる)コピーライティングに共通している要素があります。それは、主張に一貫性があるかどうかです。

1メッセージ1アクション

です。

基本的に、1つのメール、1つのセールスレター、1つの記事でメッセージは1つで、お客さんを動かす行動の1つです。「購入する」なのか「予約をする」なのか「フォームで応募する」なのかどれか1つです。

ですので、『追伸』の役割も1つのメッセージを貫く役割も果たしています。逆に、一貫していないメッセージや主張に納得する人は誰もいません。

これは当たり前のように思えますが、自分でライティングをしていると大きくブレていくことがよくあります。追伸に本編と全然違う主張やメッセージを書いて反応を落としてしまう方も少なくありません。

一貫性の強弱が成約に大きく影響することを忘れないでください。

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