この動画では、セールスレターの上達方法について解説をしています。
セールスレターを上達するための「写経」
初心者がセールスレーターを上達させるためにはまずは、守破離の「守」をやっていきます。その「守」とは「写経」です。
写経(しゃきょう)とは、仏教において経典を書写すること、またはその書写された経典のことを指す。
(引用:『写経』-Wikipedia)
上記のように「写経」はもともと経典を書き写すという意味からきています。セールスレターは、経典のように文字数も多いので「写経」と言われています。
本当に写経で上達するのか?
コピーライティングの書籍や教材、そして専門化たちはこぞって「コピーライティングの上達は写経をすることだよ」と言うのですが、これは果たし本当にそこまで効果があるものなのでしょうか?
僕は誰でも上達することができる方法の1つだと考えています。「誰でも」というのはもちろんしっかりとやるべきことをやった場合です。
というのも僕自身もセールスレターを上達するためには「写経」だと教わってそれを実行してきたからです。そして「写経」をキッチリとすることによって、自分でセールスレターを書くときに多いに役立ちましたし、売上も上げてきました。
だからこそ、写経のやり方さえ間違えなければセールスレターは上達すると断言できます。
やってはいけない写経
絶対にやってはいけない写経のやり方があります。これをやってしまうと、上達どころか、変なクセがついてしまいろくなことがありません。それは、
売れていないセールスレターを写経することです。これほど残酷なことはありません。セールスレターの写経って結構時間かかります。時間をかけた割に上達もしない変なクセがついてしまい、売れないセールスレターを書くことが得意になってしまうという最悪の結果を引き起こします。
必ず売れている販売実績のあるセールスレターを写経してください。
どうやって売れているセールスレターを見つけるのか?
では、販売実績や売上を上げているセールスレターはどうやって見つけるのか、つまり、何を「写経」にするのかという話になると思います。それは、
- 信ぴょう性のある売上の数字を知っているセールスレター
- 長年売れ続けていることで有名なセールスレター
の2つです。「1」の場合は例えばそのセールスレターで売っている販売者と知り合いだったり、知り合いでなかったとしても間接的にでも信ぴょう性の売上を聞ければOKです。
セールスレター1本で月商500万円とか月商1000万円を上げているような商品もざらにあります。そのようなしっかりと売上数字を把握できているセールスレターを「写経」のお手本としてください。
そして、もう1つ「2」の長年売れ続けていることで有名なセールスレターなどです。長期に渡って売れ続けることは決して簡単ではありません。
セールスレターを作って1ヶ月間は爆発的に売れたけどその後はずっと衰退しているようなものもたくさんあります(っていうかほとんどそうでしょう)。
そうではなく、何年にも渡ってずっと継続的に売れているセールスレターというのはターゲットのどんな属性のお客さんでもある程度反応がとれているということですし、時代にも左右されてないコピーライティングをしていると言えます。
ですので、ベストは「1」と「2」の両方です。販売実績の数字も把握できて且つ長年売れているセールスレターですね。これを「写経」すれば上達のスピードはかなり早くなります。
写経のやり方
だいたいお手本にするセールスレターはWebページにアップされているものだと思いますので、まずはセールスレターのページをすべて紙に印刷します。
パソコンのディスプレイを見ながら写経することもできるのですが、文字を書いている隣にあった方が集中できますので紙に印刷してください。また、できるだけ白黒にして、カラーや装飾のない文字の状態にしておきましょう。
デザインや装飾を上達するために写経をしているわけではありません。デザイン的な要素もセールスレターには必要ですが、まずは言葉だけの「写経」をやってください。もし写真やイラストがあれば無視してください。
目的は売り手の意図と買い手の気持ちを想像しながら書くこと
野球のバットの素振で、なんとなくバットを100回・200回と振っても全く意味がありません。
1回1回のスイングで、向こうにいるピッチャーが投げてくるのを想定してバットを振らなければ、それはただ単に筋肉を使いまくって疲労しているだけに過ぎません。それではバッティングは上達しません。
写経も同じで、いくら良いお手本があったとしてもただ単に写しているだけなら手が腱鞘炎になって疲労しているだけです。そうではなくて何のために写経しているのかです。
目的は売り手の意図と買い手の気持ちを想像することです。
例えば、ブレットを今写経しているのなら、ここは「このベネフィットを利用してお客さんの美に対する欲求を引き出しているんだな」とか「限定という言葉を使って希少性を高めているな」とか、自分が今写しているコピーにどんな意図があって、それに対して読んでいるお客さんは脳でどういうイメージをするのかを1つ1つ想像しながら書いてください。
そうじゃないと「写経」をやっている意味がまったくありません。
書けば書くほど上達する
「写経」を結構バカにしている人がいるのですが、こういう地道な練習や経験の積み重ねが大きな上達に繋がります。セールスレターの写経ってはっきり言って生産性もないし、ずーっと書いているんでしんどいです。
でも、「写経」をしまくった人と、1回しかやったことない人ではその後の実力や収入に雲泥の差が出ます。書けば書くほど上達していきますので、自分のためですし、だまされたと思ってやってみてください。
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